ウォーターサーバーの値段の違いって何?「安い」だけじゃない選び方

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「ウォーターサーバーの値段っていくらぐらい?」

ウォーターサーバー選びを始めたときに、まず気になるのが値段ではないでしょうか。しかし実際に調べてみると、会社によってずいぶん値段が違うことに気づきます。

「それなら安い方がいいな」と即決するのもいいのですが、後悔しないためにも、「値段の差によって何が違うのか」を知ったうえで決定することが大切です。

この記事では、ウォーターサーバーの値段相場から、あなたの場合の値段シミュレーションを紹介します。ぴったりの一台を選んでくださいね。

※記事内の価格はすべて税込です。

ウォーターサーバーの値段はいくら?価格帯による相場

ウォーターサーバーを利用するにあたって、気になるのは毎月の費用。「平均するとだいたいいくらなの?」ということを知りたい人も多いのではないでしょうか。

しかし、ひとくちにウォーターサーバーといってもたくさんの会社があるため、価格帯にも幅があります。価格差があるということは、提供しているサービスが違うということ。

例えば、軽自動車と高級スポーツカーをひとくくりにして「クルマの値段の平均値」を算出しても、あまり参考にはなりませんよね?

ウォーターサーバーも同様で、まずは価格帯で分けてみると各社の「立ち位置」がわかりやすくなります。

ここでは「最安クラス」「中堅クラス」「ハイクラス」の3つの価格帯に分けて、相場をチェックしてみることにします。

水の使用量を月に24Lと仮定し、電気代やサーバーレンタル料などを含めた月額費用を計算。価格帯によって3つに分けてみました。

とにかく安くしたい人におすすめ:最安クラス(月額3,500円未満)

良水市場おいしい水宅配水

機能性 月額費用(24L) ボトル交換
2,268円
【特徴】
  • 東京近郊の地域密着型宅配サービスを行っている
  • 水をよく消費する人向けにお得なプランがある
  • ボトルが8Lと12Lの2種類から選べる

ワンウェイウォーター

機能性 月額費用(24L) ボトル交換
2,700円 ◎(下置き)
【特徴】
  • 公式サイトで業界最安値とアピール
  • 音が大きくない静音モデル
  • ボトルが下置きなので、交換がスムーズ

まずご紹介するのは、ウォーターサーバー業界でも最安クラスの価格帯。水の値段(24L)+電気代+その他を計算してみて、月額利用料3,500円未満になれば最安クラスと考えていいでしょう。

「とにかく安いやつがいい!」という人はこのクラスから選ぶことになるはず。他のメーカーよりも安くウォーターサーバーが使えるのはうれしいですよね。

ただし業界シェアで見てみると、最安クラスのメーカーは決してメジャーではありません。安さより「その他の付加価値」を重視するユーザーも多いということです。

ウォーターサーバーに限らず、何かを買おうと思って調べ始めたばかりの初心者は「できるだけ安い方がいい!」と考えがちですよね。

その後、詳しくなってきて「安さより重視したいことに気づいた」というのもよくある話です。

「いろいろ調べた結果、それでも安い方がいい!」という人には最安クラスがおすすめですが「そもそもウォーターサーバーのことをよく知らない」という人は、中堅クラス・ハイクラスの価格帯のことも調べてみることが大切です。

値段も使い勝手も気になる人におすすめ:中堅クラス(月額3,500~4,000円強)

アルピナウォーター(エコサーバー)

機能性 月額費用(24L) ボトル交換
3,209円
【特徴】
  • 二重チャイルドロック機能があり安心
  • 水の注文ノルマがなく、自分のペースで注文ができる
  • 4年に1回、サーバーごと交換してくれるので衛生的

信濃湧水(エコサーバー)

機能性 月額費用(24L) ボトル交換
3,564円
【特徴】
  • コストパフォーマンスがよく、天然水の中では安価
  • 二重チャイルドロック機能があり安心
  • 4年に1回、無料でサーバー交換

水の値段(24L)+電気代+その他の費用を計算して、月額3,500~4,000円強のあたりが「中堅クラス」といえるでしょう。

このクラスになるとサーバーに省エネタイプがラインナップしていたり、メンテナンスなどのサポート体制が充実していたり、さまざまなメリットがあります。

「サーバーのオシャレさ」に関してはハイクラスのメーカーに劣る傾向がありますが、さほどデザイン性を重視していないならおすすめの価格帯といえるでしょう。

プラスアルファの付加価値が欲しい人におすすめ:ハイクラス(月額4,500円以上)

プレミアムウォーター (cado×PREMIUM WATER)

機能性 月額費用(24L) ボトル交換
5,312円 ◎(下置き)
【特徴】
  • ツヤのあるスタイリッシュな外観
  • 味にこだわった「非加熱処理」を採用し水のおいしさを追求
  • スマホアプリで配達日の変更や追加注文ができて便利

フレシャス (FRECIOUS slat)

機能性 月額費用(24L) ボトル交換
4,198円 ◎(下置き)
【特徴】
  • 受け皿の位置が高く、水を注ぎやすい
  • リヒート(再加熱)機能があり、約90度の熱湯をつくることができる
  • 子どもへの安全性が評価されキッズデザイン賞受賞

月額費用(水の値段(24L)+電気代+その他)が4,500円以上になるあたりから、ハイクラスといっていいでしょう。

このクラスになると、さまざまな採水地の水を選ぶことができたり、インテリアになるようなオシャレなサーバーがラインナップしていたり、ユーザー満足度の高いサービスを提供しているのが特徴。

実際のところ、近年はこのクラスを選ぶユーザーが急増しています。

例えばプレミアムウォーターは「2018年度の天然水ウォーターサーバー市場においてシェアNo.1」を獲得しており、「値段だけで選んでいないユーザーも多い」ということがうかがえます。

(出典:【天然水ウォーターサーバー利用者数全国1位】プレミアムウォーターがシェアNO.1を獲得!

値段の違いはおもにサーバー・水・サービスの違い

ウォーターサーバーの値段の違いとは、ものすごく大まかにいってしまえば「サーバー・水・サービスの違い」です。ウォーターサーバー選びをするときは、「高機能でオシャレなサーバーや、天然水を選ぶと値段が高くなりがち」ということを理解しておきましょう。

ハイクラスのサーバーは何が違う?

上で紹介したウォーターサーバーは、どの価格帯であれ、基本的なサーバーの機能を備えています。どんなサーバーを選んでも「いつでも冷水と温水を使える」という便利な生活が手に入るでしょう。

では、ハイクラスのサーバーは何が違うのでしょうか。

すでにふれているとおり、代表的なところとしては「デザイン性」が挙げられます。

一般的にウォーターサーバーというと、白い本体の上に水ボトルがドーンと載っているカタチを思い浮かべる人が多いでしょう。

そういったサーバーは機能として不足はないのですが、「いかにも家電」という雰囲気のデザインがちょっと…と感じる人もいるはず。そんな人は、ハイクラスのサーバーをチェックしてみましょう。

ハイクラスのウォーターサーバー会社はインテリアになるようなサーバーをズラリとラインナップしており、中には有名デザイナーが手掛けた機種もあります。

フレシャス ディオが設置されているキッチンに立つ女性の写真

(掲載機種:フレシャス デュオ)

部屋の雰囲気をぐんとアップさせるようなサーバーがあれば、友人やお客さんからもきっと注目されるはず。

フレシャス cado×PREMIUM WATERが設置されている部屋でグラスを持つ女性が移動している写真

(掲載機種:フレシャス cado×PREMIUM WATER)

また中堅~ハイクラスのサーバーには、冷水・温水を出すという以外にもさまざまな機能が備わっています。例えば電気代を節約するエコモードや、サーバー内部を衛生的に保つクリーン機能、温水を熱湯に再加熱するリヒート機能などがあります。

水を出す際も、従来のようなコックを倒して注ぐタイプではなく、指先でボタンを押すだけでカンタンに注ぐことができるものなどもあります。ウォーターサーバーは毎日使うものなので、長期的に使い勝手を想像して選ぶことが大切です。

フレシャス デュオ ミニからグラスに水を注いでいる写真

(掲載機種:フレシャス デュオ ミニ)

どちらかといえばRO水の方が安い傾向

ウォーターサーバー会社が提供している水は、大きく分けて「天然水」と「RO水」という種類の違いがあります。

天然水は、自然の中から汲み上げた水に最低限の処理だけをしたもの。RO水というのは、RO膜という特殊なフィルターを使って、ろ過した水のことです。

天然水とRO水の違いを示すイラスト 詳細は以下

天然水・RO水の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事(天然水とRO水の違いを6項目で比較!赤ちゃんに最適なのはどっち?)をご覧ください。

RO水は原水が水道水であることが多いので、天然水よりも価格が安い傾向があります。天然水もRO水も、「おいしい水」であることに違いはないので、あとは好みの問題。「少しでも安いものを…」と考えている人は、RO水のウォーターサーバーをチェックしてみましょう。

メンテナンスのことも忘れずに

その他、ウォーターサーバーの値段にはメンテナンスなどのアフターサービスも関係してきます。

例えばクリクラやアルピナウォーターなどは月々の費用にメンテナンス料を含んでいるので、数年おきにサーバーを丸ごと交換してくれたりします。

サーバー内部は目には見えないので、衛生面が気になりますよね。特に赤ちゃんや小さな子どものためにウォーターサーバーを導入した場合は、何年も使い続けることになります。

衛生面を重視したいのなら、値段だけを見るのではなく、メンテナンスのことも考えてウォーターサーバー選びをしましょう。

【世帯人数別・水の消費量別】ウォーターサーバーの値段の目安

「水をどのくらい使うのか」は、世帯人数によって違いますよね。当然ながら消費量によってウォーターサーバーの月額費用も変わってくるので、世帯人数別の試算を紹介しましょう。

(1)世帯人数別の月額費用の目安

世帯の人数 水の使用量
(月)
月額費用
ひとり暮らし 20L 3,600円
2人世帯 30L 4,600円
3人世帯 40L 5,600円
4人世帯 50L 6,600円

(2)水の消費量別の月額費用目安

1.水の消費量別の月額費用

水の使用量
(月)
利用状況 月額費用
10L 飲み水のみ利用 2,600円
20L 飲み水・料理に使用 3,600円
30L 2人以上で飲み水
・料理に使用
4,600円
40L 3人以上で飲み水
・料理に使用
5,600円

上の表は、水の値段を12L=1,200円、サーバーレンタル料600円、電気代1,000円として試算したものですが、「人数によってこれだけ違ってくる」ということが理解できるはずです。

「うちは家族が多いから、やっぱり安い方がいいね」「1,000~2,000円の違いだったら、おしゃれな方がいいな」など、何を重視するかは人それぞれ。

いずれにせよウォーターサーバー選びは、サーバーの使い勝手やデザイン、水の消費量などトータル的に判断することが大切です。

詳しくは「ウォーターサーバー10社の比較ランキング|失敗談から学ぶ賢い選び方」をご覧ください。

2.月40L以上使うなら、水道直結型ウォーターサーバーも検討

水道直結型のウォーターサーバーがキッチンに設置されている写真

ウォーターサーバーには「水道直結」のタイプもあることをご存じでしょうか?

3人以上の家庭で料理にも積極的にウォーターサーバーの水を使用すると、月に40Lほど消費するといわれています。たくさん水を使う家庭では、「水道直結型」も選択肢に入れつつ検討してみましょう。

水道直結型ウォーターサーバーは、文字どおり水道水を浄水するので「それって浄水器でしょ?」という疑問をもっている人も多いと思いますが、普通のウォーターサーバーと同じく冷水・温水を気軽に使えるのがポイントです。

重たいボトルを交換する必要もなく、水の保管場所や、不在時の受け取りに困ったりすることもありません。

デメリットとしては、定額制なのであまり利用しなかった月も同じ料金を支払う必要があること。また取り付けの際に水まわりの工事をする必要があり、15,000~30,000円ほどかかります。

また、引っ越しする際に移設工事をしなければいけないことや、水道管に近い場所に設置する必要があるため、置き場所が限られてくるのもデメリットです。

水代以外にどんな費用がかかってる?月額費用の内訳

ウォーターサーバーにかかる費用は「水の料金」だけではありません。では実際にどのような費用がかかるのか、その内訳を紹介しましょう。

項目 毎月かかる費用(目安)
水代 2,500円(24L)~
5,000円(48L)
サーバー
レンタル代
0~1,000円
電気代 400~1,000円
サポート料 500~1,000円
※サポートサービスがある場合 
配送料 無料のところが多い
合計 3,000~7,000円程度

(1)水の料金

どのサーバーでも必ず発生するのが水の料金。24L換算での価格帯は、安いもので2,000円台後半から、高いもので4,000円台後半といったところ。大体3,000円台が目安です。

(2)サーバーレンタル代

レンタル代が必要な機種の場合、月にだいたい1,000円以下のものが多いです。

実はレンタル代=無料としている業者がほとんどですが、高機能な上位機種や、オシャレなデザインサーバーは有料としているケースも多いので注意が必要です。

(3)電気代

サーバーの電気代は機種によってまちまちですが、目安として考えるのなら1ヶ月あたり1,000円前後。節電タイプのサーバーだと、500円前後となるものもあります。

ウォーターサーバーは冷蔵庫などと同様、24時間稼働させておく家電なので、電気代もそれなりにかかります。

(4)サポート料

アクアクララのように、定期メンテナンス、故障対応などのサポート料がかかるサーバーもあります(アクアクララの場合、費用は月額1,000~1,500円)。

一見すると「他社にない料金を取られている」ように見えてしまいますが、その代わり定期的にメンテナンス済みのサーバーと交換してもらえるので、衛生面でのメリットは大。

(5)配送料

配送料は基本的に無料としているメーカーがほとんど。ただし、北海道や沖縄・離島などは送料が発生する場合がある他、居住地から離れた採水地の水を注文したときなどに送料が必要な場合も。

地域によって配送料は異なりますが送料は24Lで200~1,000円くらいが目安です。

【関連記事】
結局いちばん安いウォーターサーバーはどれ?最安サーバー見きわめ術

ウォーターサーバーにかかるその他の値段

場合によっては、下記のような費用(金額は目安)がかかることもあります。

定期メンテナンス料 5,000円
各種事務手数料 3,000円
早期解約料 10,000円

それぞれどのような費用なのか、詳しく見ていきましょう。

(1)定期メンテナンス料

ウォーターサーバーは、雑菌、水アカなどの汚れが発生するため、定期的なメンテナンスが必要。しかし「メンテナンスをどこまでサポートしているか」は、以下のようにサーバー会社によってさまざまです。

サーバー会社によるメンテナンスの例

 
  • そもそもメンテナンスのサービスを行っていない
  • 5,000円程度でメンテナンスしてくれる(メンテナンス済みサーバーと交換してくれる)

目先の料金が「0円」だとうれしく感じますが、メンテナンス料も想定しておいた方が安心してウォーターサーバーライフが送れます。

(2)各種事務手数料

ほとんどのメーカーが事務手数料を無料としていますが、プレミアムウォーターのように初回登録事務手数料(3,000円)を必要としている業者もあります。

また、水の配送を休止(次回までスキップ)したりする場合「無料でスキップできるのは2ヶ月まで」というルールが決まっていることも。

しばらく水のボトルを購入しなかった場合、休止事務手数料として1,000円前後かかる場合もあります。

(3)早期解約料

ウォーターサーバーは、スマートフォンなどと同様「2年契約」など、一定期間使用することを前提としたプランがあります。これはつまり、契約期間満了前に解約したいときは、解約金を支払わなければいけないということ。

解約金は業者によってさまざまですが、10,000円以上かかることも珍しくありません。「気に入らなかったら解約すればいいや」と安易な気持ちで選ばずに、日常生活に即してシミュレーションし、じっくりと選びましょう。

この記事のまとめ

  • 水の値段だけで選ぶのではなく、まずはいろいろな価格帯のサーバーをチェック
  • 使い勝手やデザイン、水の消費量などトータルで考えることが大切
  • 近年はハイクラスのサーバーが人気

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