水道水の浄水型ウォーターサーバーおすすめ7選と後悔しない選び方を紹介！

浄水型ウォーターサーバー人気7機種を比較|契約期間に注意しよう

水道水浄水型ウォーターサーバー7機種を、まずは月額料金が安い順に比較してみましょう。

表を見ると分かる通り、月額料金が2,000円代と相場より安いのはしずくりあとLocca。

「安いからこれでいいよね」と思うかもしれませんが、しずくりあとLoccaはどちらも契約期間が5年と他社サーバーより長い点には注意しましょう。

契約期間に縛られたくない方は、契約期間がないウォータースタンド ピュアライフ一択です。

ただ、契約期間は気にならないという方や、使い勝手の方が気になるという方もいますよね。次は、目的別におすすめのウォーターサーバーを紹介します。

おすすめの水道水浄水型ウォーターサーバーを目的別に紹介

「安易に選んで後悔したくない…でも、選び方が分からない」

そのような方は、目的別にウォーターサーバーを選ぶと良いでしょう。

ウォーターサーバーは、一見するとどれも似たり寄ったり。

ですが、「家族全員が日常的に使う」という性質を持つため、どのサーバーも導線を意識して設計されており、ボタンの位置やトレーの広さ、温度調節機能などに違いがあります。

「トレーが狭くて鍋が置けないのが不便」「子どもが遊んで水をこぼしちゃった」などの思いもよらない事態に後悔しないためにも、自分や家族の利用用途を考えてサーバーを選ぶのがおすすめです。

この記事では、ウォーターサーバーのユーザーから聞いた主な目的3つを軸に紹介していきます。

それではさっそく、目的別におすすめのウォーターサーバーを見ていきましょう。

ミルク作りに使いたい人に最適な浄水型ウォーターサーバー

ウォーターサーバーのユーザーにインタビューする中で、導入のきっかけとしてよく聞いたのが「赤ちゃんのミルク用」というニーズ。

編集部が実際に使ってみた結果、ミルク作りにおすすめのサーバーは以下の２機種でした。

サーバー名	おすすめポイント
エブリィ フレシャス	粉ミルクの殺菌に必要な70℃以上のお湯が出る。ミルク作りを時短したい人におすすめ
Locca litta	除去項目が29種類と最多。ミルク作りの浄水力が気になっている方におすすめ

以上のポイントを抑えた水道水ウォーターサーバーは「エブリィフレシャス」「Locca litta」です。

メリット1：温度調節機能が幅広く、調温が時短できる

エブリィフレシャスのサーバーはECOモードによって温度調節が可能なので、やや低めの温度のお湯を出すこともできます。

そのため、調温に手間がかかって面倒になりがちなミルク作りや白湯作りに便利だという口コミが得られました。

メリット2：節電機能で電気代を節約できる

そのうえ、エブリィフレシャスは節電機能も優秀。エコモードとSLEEPモードという機能を併用すれば、ウォーターサーバーを使わない時間の電気代を節約できます。

エブリィフレシャスのエコモードは、冷水、温水の消費電力を抑える機能。また、SLEEPモードとは、光センサーが周囲の明るさを検知し、夜の就寝時間になると自動で温水のヒーターが切れる仕組み。

この2つの機能を併用することで、電気代を最大60％カットできます。

デメリット：タンクの容量が小さめ

一方、エブリィフレシャスのデメリットはタンクが他のサーバーに比べ若干小さい点。タンク量は少なめですが、その分コンパクトな作りです。

料理などで1日に大量の水を浄水して使いたい人には、何度も水をウォーターサーバーに補充する必要があるのであまり向きません。

とはいえ、卓上型でも5Lもの容量なので、よっぽどのことがない限り何度もお水を補充する事態は発生しません。

エブリィフレシャスの口コミを一部紹介！

エブリィフレシャスを使っている人の口コミを一部紹介します。さらに詳しい口コミやメリット、デメリットを見たい方は、以下の記事もご覧ください。

Locca（ロッカ）は、宅配水を提供している「プレミアムウォーター」の浄水サーバーブランドです。

中でも卓上型のlittaは2024年3月にリリースした新機種で、デザインが一新されたばかりです。

メリット1：高い浄水性能で赤ちゃんのミルクにも安心して使える

卓上型の浄水サーバー「litta」は、コンパクトながら高い浄水能力のあるカートリッジを採用しているため、赤ちゃんのミルクにも安心して使えます。

浄水フィルターのろ過材は他社と変わらないものの、浄水項目は29項目と他社を上回る性能を持ちます。

水道水の汚れが気になるという方は、littaを検討してみてください。

メリット2：月額料金が業界最安値で出費を抑えられる

また月額使用料の安さもlittaの大きな特徴。月額2,580円というのは、浄水サーバーとしては最安クラスです。

その分、契約期間が5年と長いのがネックですが（5年未満で解約する場合には解約料がかかる）、長期的に使う予定があるのなら月額を抑えて利用できます。

メリット3：片手で操作でき、赤ちゃんを抱っこしていても水が注げる

操作はボタン式なので、片手で出水が可能。赤ちゃんを抱っこしながらでも水やお湯を使うことができます。

下の写真は、トレーに哺乳瓶を置いた状態。ちなみにこのトレーは取り外しが可能で、高さのある容器に水を入れるときもトレーを外すことで対応ができます。

料理に使うのに便利な水道水ウォーターサーバー

「水道水よりさらにキレイになった水。料理にも積極的に使いたい！」

そんな方におすすめするのは、以下のポイントを備えたサーバーです。

受取トレイのサイズが大きいと、計量カップやスープカップや小さな小鍋を置けるので、料理にも使いやすいです。

また、水をじゃぶじゃぶ使ってしまうと、タンクの水の減りが早くなり、頻繁に水の補充の必要性が生じてしまいます。そのため、タンク容量が大きいサーバーを選ぶのもポイントです。

以上のポイントを踏まえると、料理に使いたい人には「ウォータースタンド ピュアライフ」「ハミングウォーター」がおすすめです。

ウォータースタンドは、簡単な工事で水道管に直結させて使う水道直結型の浄水型サーバーが有名なブランド。ですが、ピュアライフはタンクに水を注ぎ入れるタイプの浄水サーバーです。

メリット1：トレーが広くて鍋も置ける

ピュアライフはトレーの面積が大きいため、鍋を置いても安定しています。

水やお湯を出すときもボタンで操作できるので、鍋をトレーに置いたまま片手で出水が可能。料理に使うときは水も多く注ぐことが多いので、鍋を置けるとラクです。

メリット2：両手が塞がっていても注げる連続抽出機能

またワンタッチで一定量を出すこともできるので（約120ml、約250ml、連続抽出から選択可能）、レシピを見ながら料理を作るときにも便利です。

デメリット1：卓上型サーバーが無い

ただ、ピュアライフは卓上型はなく、床置き型サーバーのみです。

とはいえ、ティッシュボックス1箱分位の横幅のスペースに置けるため、床置き型サーバーでも圧迫感は感じにくいでしょう。

デメリット2：ボタンの操作音がうるさく感じることがある

ピュアライフはボタンを押すたびに「ピコン」と高い音が出るため、静かな環境ではうるさいと感じるかもしれません。

そのため、赤ちゃんや家族が寝ている寝室付近など、音が出て困る場所に置くのは控えましょう。

実際の操作音は以下に載せたピュアライフを紹介している記事をご覧ください。

デメリット3：タンクが二重構造ではない

ピュアライフは、タンクの水をほこりから守るフタが1つだけ。 浄水フィルターによって取り除かれるとはいえ、衛生面が気になる方もいるのではないでしょうか。

ただ、フタが1枚だけなので、二重構造の他社のサーバーより水の補充は楽チン。手軽さを重視するなら、ピュアライフで良いでしょう。

ピュアライフの口コミを一部紹介！

ピュアライフを使っている人の口コミを一部紹介します。さらに詳しい口コミやメリット、デメリットを見たい方は、以下の記事もご覧ください。

ハミングウォーターは、株式会社コスモライフの提供する浄水サーバーブランド。同社は、天然水宅配型サーバーのコスモウォーターも展開しています。

卓上型がなく、床置き型のみのサーバーラインナップです。

メリット1：豊富なカラーバリエーション

ハミングウォーターとして提供しているサーバーはカラーバリエーションが豊富。

定番のホワイト・ブラックのほかに、ピンク・ラベンダー・グリーンというパステル系の3色もあり、インテリアに合わせた楽しみ方もできます。

メリット2：規格で定められた26項目の物質を除去できる安全な浄水性能

また、浄水能力の高さもポイント。サーバー下部の扉を開けると、中に2本のカートリッジが備わっており、2段階で浄水してくれます。

JIS規格、浄水器協会規格などで定められた全26項目の物質を除去する能力を持っているので、浄水性能にこだわる人にもおすすめ。

メリット3：奥行のあるトレーで鍋が起きやすい

トレーの大きさを選ぶことができ、ウォーターサーバーの水を料理によく使う人なら大型のビストロタイプ、日常の水分補給によく使う人ならノーマルタイプ、といった具合にユーザーによって使い分けることができます。

なお、このトレーはサーバー本体の扉に収納することができるので、使いたいときにすぐ使えるのも嬉しいポイント。

デメリット：タンクが二重構造ではない

ハミングウォーターもピュアライフと同様に、タンクのフタが一重構造です。

簡単に補充できるのはメリットでもある一方、ホコリなどの異物が混入しやすい構造とも言えます。

いずれにせよタンクの水は浄水されますが、衛生面が気になる人にはデメリットに感じるでしょう。

ハミングウォーターの口コミを一部紹介！

ハミングウォーター使っている人の口コミを一部紹介します。さらに詳しい口コミやメリット、デメリットを見たい方は、以下の記事もご覧ください。

単純な飲み水として利用したい人向けの水道水ウォーターサーバー

常温水が設定できず、冷水・温水のみのシンプルな機能なサーバーは、月額料金が相場より安い傾向があります。

このようなウォーターサーバーは、「Locca(Slim-R)」「しずくりあ」「ViVi Water」の3機種です。

Loccaの床置き型サーバー「Slim-R」(L型)は、「ミルク用におすすめ」として紹介した卓上型サーバー「litta」と同じブランドの床置き型サーバーです。

メリット1：月額料金が安い！

Locca（ロッカ）は、他サーバーの多くが3,000円代なのに対し月額料金が2,680円と非常に安いです。

さらに、エコモード機能が搭載されており、電気代も節約できます。

床置き型なのでタンク容量も大きく、日常的に水やお湯をよく使う人におすすめのサーバーです。

メリット2：レバー式のシンプルな操作性

Slim-Rの出水操作は「レバーを押すと水が出る」という方式。最近のウォーターサーバーはボタン操作によって出水するタイプが主流となっており、レバー式のサーバーは貴重ともいえます。

レバーが低い位置にあるため、小学生の子どもでも簡単に水筒やコップにお水を入れることができます

ボタン式も便利ではあるのですが「コップを持ってレバーを押すだけで水が出る」という操作もシンプルで、利点に感じるという人もいることでしょう。

メリット3：温水のチャイルドロックが厳重で子どものやけどを防げる

他にも、温水のレバーにはボタンを覆うチャイルドロックを付けることもでき、お子様がいる家庭は安心です。

チャイルドロックはどのウォーターサーバーにも設計されていますが、「ロックボタンを長押しして解除」というものがほとんど。物理的にボタンを覆うカバーを付けられるのはSlim-Rの特徴です。

デメリット1：片手ではお湯を出せない

 
ただ、ロッカにもデメリットがあります。まず、ロッカでお湯を出すときは、両手を使う必要があります。

まずチャイルドロックのカバーを開け「ボタンを押しながらレバーを押す」という操作が必要になるからです。

例えば「左手でボタンを押しながら右手でカップを持つ」という形になるので、カップを置いて片手だけでお湯を出すようなことはできません。

タンクの着脱に手間がかかる

また、他社サーバーのようにタンクの着脱が簡単ではないのもデメリットです。他社では「タンクごと取り外して給水」をしたり、丸洗いできるものもありますが、Slim-Rではそこまで気軽にタンクの脱着ができません。

タンク内の水を抜いてカートリッジを外してからようやくタンクが取り外せるという構造になっているので、気軽にタンク内を洗えないというデメリットがあります。

ただし、デメリットもあるので事前に確認しておきましょう。

ロッカユーザーの口コミを一部紹介！

Loccaを使っている人の口コミを一部紹介します。さらに詳しい口コミやメリット、デメリットを見たい方は、以下の記事もご覧ください。

宅配水のウォーターサーバーとして長年の実績があるクリクラ。

同社の浄水型サーバーのブランドが「feel free」で、卓上型の「putio（プティオ）」と、床置き型の「Fit」という2種類のサーバーをラインナップしています。

メリット1：浄水サーバー最小サイズのコンパクトさ

putioの最大の特徴ともいえるのが、そのコンパクトさ。非常にコンパクトなサイズで、設置面積はA4用紙1枚分ほど。

A4用紙1枚ほどの面積があれば置くことができます。

メリット2：1年に1回サーバーを交換してくれるなどサービスが充実

さらにクリクラといえば「1年に1回サーバーごと交換してくれる」というサービスを行っているのが特徴。「サーバー内部に汚れって溜まらないの？」という不安がある人も安心です。

メリット2：月額費用が相場より安くても機能が豊富

putioは月額料金も3,140円と標準的なレベルとなっており、多くの人におすすめできる浄水サーバーといえます。

冷水・温水だけでなく常温水を出すことも可能で、さらにリヒート（再加熱）機能やエコモードも搭載。本格的な床置き型サーバー並みに機能は充実しています。

細かいところでは、トレーが収納式になっているというのも特徴。そもそもあまり大きなトレーではありませんが、必要に応じて収納することができます。

デメリット：タンク容量が小さい

これは卓上サーバーの宿命ですが、やはり床置き型サーバーに比べるとタンク容量が小さくなるのがデメリットです。

容量は給水タンク3L、冷水と温水はそれぞれ1Lとなっているので、頻繁に水やお湯を使うという人は注意が必要です。

以下の記事では、putioについてより詳しく解説しています。興味のある人はぜひそちらもご覧ください。

メリット1：月額料金が相場より安い

ウォーターサーバーを導入するにあたり「月額料金の安さ」を重視している人は多いことでしょう。そんな人にぜひチェックしてほしいのが、しずくりあの「Skitto（スキット）」です。

このサーバーの月額は2,640円（税込）となっており、1日あたりに換算すると約88円という値段で利用できます。

メリット2：床置き型でもコンパクトなサイズ感

床置き型でありながらコンパクトなサイズも魅力です。さらにリヒート（再加熱）機能やエコモードも搭載しており、安いからといってあなどれない性能を持っています。

下の写真は、右から「ウォータースタンド（ピュアライフ）」、「エブリィフレシャス（tall）」、「しずくりあ（Skitto）」を並べた写真ですが、Skittoは高さが抑えられているので、身長の低い人でも水が注ぎやすいのがメリットです。

※モデル身長：150cm

デメリット：浄水フィルターのろ過材が他社サーバーより少ない

またSkittoは、活性炭式のフィルター1個で浄水する構造になっています。他のウォーターサーバーは活性炭に加え、RO膜などのろ過材も使用した2層以上のろ過フィルターを使っています。

そのため、ろ過材の種類の点では、他社サーバーに劣ると言えなくもありません。

とはいえ、各メーカーが一律の規格で検査をしているわけではないため、Skittoのフィルターが「他社よりも性能が低い」とも限りません。

しずくりあのフィルターでも、近年注目されているPFASといった有害物質を取り除くことは可能です。低額料金で安全なフィルターを選びたい方は、しずくりあの除去項目をチェックしてみましょう。

ViVi Waterは、3タイプの浄水サーバーを提供しているブランド。床置き型の「long」と卓上型の「short」、そしてlongに空間除菌・消臭・加湿ができる噴霧機能を追加した「+mist」の3機種をラインナップしています。

メリット1：タンクが下置きで給水しやすい

ViViウォーターlongの貯水タンクの位置はサーバーの下部にあり、「引き出し」方式で格納されています。

このため、他社サーバーのようにタンクに注水するときにもピッチャーなどを高く上げる必要がないので、注水作業がラクです。タンクを取り外して給水することもできます。

メリット2：サーバー上部にちょっとした物を置ける

編集部が推したいポイントは「サーバー上部のスペースを有効活用できる」というところ。

他社の浄水サーバーはサーバー上部にタンクがあり、フタを開けて給水する必要があるため、サーバーの上には物を置けません。

しかしViVi Water longはサーバーの上に物を置くこともできるし、サーバー上部に空間がない場所にも置けます。置き場所の自由度が高くなるというのは大きなメリットといえるでしょう。

メリット3：23項目の除去性能で浄水能力も他と変わらない

ViViウォーターのフィルターカートリッジはタンクの奥に設置されており、23項目の成分を除去可能。浄水能力は他社とほぼ変わりません。

デメリット：トレーが小さい

 

トレーのサイズは、マグカップなどを置くには何も問題ないのですが、鍋を置くのは少々厳しいサイズ。もちろん大きさにもよるので、小さな片手鍋などであれば置けるかもしれませんが、それ以上のサイズは手で鍋を支える必要があります。

料理などで使いたい人は、料理向きのウォーターサーバーを検討すると良いでしょう。

浄水型ウォーターサーバーとは？2種類ある

浄水型ウォーターサーバーには、水道水を自分で補充して浄水する水道水補充型と水道とウォーターサーバーを直結する水道直結型の2つの種類が存在します。

ミズコム編集部の調査では水道水補充型の方がおよそ2倍の人気があることがわかりました。

水道水補充型のほうが主流と言えます。

	水道水補充型	水道水直結型
月額料金	3,000円代	4,000円代
毎回のお水の補充	あり	なし
工事	なし	あり
置き場所	限定されない	限定される場合も

違いを踏まえた、それぞれのおすすめの人は以下になります。

それぞれについて詳しく説明していきます。

水道水を補充して使う水道水補充型ウォーターサーバーが向いている人

水道水補充型ウォーターサーバーが向いている人は以下です。

水道水補充型は月額の料金が3,000円代と安い代わりに、お水を自分でサーバーに注ぐ手間があります。

タンクの容量は機種によって違いますが、1日にタンク容量以上のお水を使う場合、何度もお水を補充する手間が発生します。

一方、コンセントにつなぐだけですぐ使えるため、置き場所はキッチンでもリビングでも自分の部屋でも好きな場所に置くことができます。

水道を直接繋げる水道直結型ウォーターサーバーが向いている人

水道を直接つなげる水道直結型ウォーターサーバーが向いている人は以下です。

水道水を直接繋げる水道直結型ウォーターサーバーは、自分でサーバーにお水を補充する手間がない代わりに月額料金はやや高めの4,000円代となっています。

また、水道をつなぐために専任のスタッフによる工事が必要なことと、水道が届く距離にしか置けないというデメリットがあります。

サーバーを設置するまでの大まかな流れは以下の通りです。

作業はおよそ1時間程度で、簡単に現状復帰できるためマンション・アパートなどの賃貸の場合も安心して相談できます。

ただし、水栓の形状によっては設置が難しい場合もあるので、不安な人はまずは相談しましょう。

設置場所はキッチンが多いですが、どこに設置するのが最適かどうかも当日相談に乗ってくれる場合があります。

細いチューブを壁に沿って設置する際、配線が目立たないように工夫してくれるので、見た目が不安な人も安心です。

浄水型ウォーターサーバーのメリットを口コミや専門家のコメントを元に紹介

ここからは浄水型ウォーターサーバーのメリットをアクアソムリエマイスターの荒木心さんのコメントや実際のユーザーの口コミをもとに紹介していきます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット1 どれだけ利用しても定額制の料金なのでコストパフォーマンスが高い

浄水型ウォーターサーバーの一番のメリットは、コストパフォーマンスの高さです。

ミズコム編集部の調査によると、浄水型ウォーターサーバー10社の平均月額料金は3,609円、宅配水ウォーターサーバー10社（天然水・RO水）の水代（12L換算）の平均は1,818円です。

宅配水ウォーターサーバーは、ボトル2本（24L）を注文ノルマとしているケースが多いので、月額3,636円前後が相場と言えます。

	浄水型ウォーターサーバー10社の平均月額料金	宅配水ウォーターサーバー10社の水代の平均
24L使用時	3,609円※	3,636円
48L使用時	3,609円※	7,272円

※別途水道代がかかります。

毎月48L、つまり1日1.6L利用した場合、浄水がtあウォーターサーバーの方が宅配水ウォーターサーバーより3,663円お得です。

そのため、1年で43,956円もお得に利用できます。

宅配水ウォーターサーバーと比べて、浄水型ウォーターサーバーは定額制なので、「水を使いすぎて今月のウォーターサーバー代が跳ね上がってしまった...。」なんてことはありません。

定額制なので、毎月の固定費が予測できるというのは、主婦（主夫）にとって嬉しいポイントです。

水代を気にせず料理にも使いたい、天然水にこだわりはないという人には浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。

メリット2 浄水フィルターにより不純物が除去されよりおいしく安全に飲める

浄水型ウォーターサーバーのもう一つの大きなメリットは、浄水フィルターによって水道水がろ過され、より安全においしく飲むことができる点です。

浄水フィルターで濾過することによって、不純物や異物をしっかりと除去し、水道水ならではの独特な匂いや味を軽減することができます。

メリット3 ボトル交換の手間がない

宅配型のウォーターサーバーでは、多くの場合12リットル程度の重たいボトルを持ち上げる必要がありますが、浄水型ウォーターサーバーではボトル交換が不要です。

また、水が無くなる前に都度ボトル注文する必要もないので手間がかかりません。

ピッチャーなどでお水を簡単に補充できます。

さらに、ボトルを設置するタイプでないことから、スタイリッシュなデザインのサーバーが多い傾向があります。

見落としがちな浄水型ウォーターサーバーのデメリットを専門家のコメントを元に紹介

ここからは、浄水型ウォーターサーバーの見落としがちなデメリットを紹介します。

浄水型ウォーターサーバーのデメリットは以下です。

ここでも、アクアソムリエマイスターの荒木心さんにインタビューでお伺いした内容や実際のユーザーの口コミを元に紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

デメリット1 濾過されるまでに時間がかかる

浄水型ウォーターサーバーは濾過されるのに時間がかかるため、一度にタンク容量を超える大量の水を使いたい場合はあまり向きません。

料理にも使いたい人はタンク容量が大きいサーバーを選ぶと良いでしょう。

デメリット2 水道水補充型ウォーターサーバーの場合水の補充が面倒

水道水補充型のウォーターサーバーの一つのデメリットは、水の補充作業が面倒であることです。

サーバーのタンク容量が小さく、一緒に住んでいる家族が3人以上の場合など水の消費量が多い場合、何度もお水を補充するのは手間です。

この場合も、水の消費量が多い場合はタンク容量が多いサーバーを選ぶと良いでしょう。

その代わり、タンク容量が多いサーバーは比較的サーバーも大きくなる傾向があるので、置き場所を考えて選ぶ必要があります。

デメリット3 水道直結型ウォーターサーバーの場合工事と台所にゆとりが必要

水道直結型のウォーターサーバーの一つのデメリットは、専門スタッフによる工事が必要となることです。

また、水道直結型のウォーターサーバーを設置するためには、キッチンなどの台所に十分なスペースが必要です。

水栓の形状によっては設置が難しい場合もあります。

工事当日に最適な設置箇所の相談に乗ってくれるケースが多いですが、不安な人は申し込み前に問い合わせて相談しましょう。

水道水浄水型サーバーと宅配型サーバーどちらにすべき？

ミズコム編集部が、浄水型と宅配型のウォーターサーバーの両方を使ったことがある利用者にインタビューを実施した結果、以下のような結果が分かりました。

それぞれの水道水浄水型ウォーターサーバーがおすすめの人について詳しく解説していきます。

ボトルの交換や管理が手間だと感じる人

浄水器型と宅配型ウォーターサーバーの最大の違いは、ボトルの受け取りや交換が不要なことです。

インタビューでは以下のような声が挙がりました。

多くの宅配水メーカーのボトルは>12㎏ほどの重さがあるため、ボトルの交換や持ち運ぶのは重労働です。

ですが、水道水浄水型ウォーターサーバーはボトル不要なので、ボトル交換の負担が軽減されます。

また、宅配型のウォーターサーバーの場合、ボトルを受け取る必要があるので配達日の調整をする必要があります。

一方、水道水浄水型ウォーターサーバーの場合は、宅配は不要なので日程調整の手間や置き場所の確保は必要としません。

できるだけボトル交換等の負担を無くしたいという人は、水道水浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。

水代にお金をかけたくない人

浄水型ウォーターサーバーは定額制なので、水代を気にせず使うことができます。

インタビューでは実際に以下のような声がありました。

水代や使用量（多い人も少ない人も）を気にせず使いたい人は、水道水補充型ウォーターサーバーがおすすめです。

逆に、上記2点に当てはまらない人で、お水の味や質にこだわりがある人やどうしても水道水に抵抗があるという人は宅配型のウォーターサーバーがおすすめです。

浄水型ウォーターサーバーと浄水器はどちらがおすすめ？

浄水型ウォーターサーバーと浄水器のどちらにするか迷っている人は、以下のように考えましょう。

浄水型ウォーターサーバーと浄水器はそれぞれのメリットとデメリットがあります。

	メリット	デメリット
水道水浄水型ウォーターサーバー	冷水と温水がすぐに使える	毎月のコストがかかる 設置スペースが必要 水を補充する手間や水道直結工事が必要
浄水器	毎月のコストは発生しない 設置や取り付けが簡単	温度調整機能がない 定期的にカートリッジの交換が必要

浄水型ウォーターサーバーはまさに「浄水器とウォーターサーバーの良いとこどりをしたもの」と言えます。

浄水器はすぐに冷水や温水を出すことはできないため、常温以外でお水を使う人は比較するまでもなく浄水型ウォーターサーバーを選びましょう。

よくある質問

そもそも水道水浄水型ウォーターサーバーとは？

水道水浄水型ウォーターサーバーは、水道水に含まれる塩素やカルキなどの不純物を、ゼロに近い状態まで除去することで、よりおいしく安全性の高い水に変えてくれます。

また、水道水特有の味やニオイがなくなり、冷水や温水がすぐに使え便利です。

レンタル利用が一般的で、月額料金は3,000円台が主流です。また、定期的なカートリッジ交換や、本体の清掃といったメンテナンスが必要になります。

宅配型ウォーターサーバーに比べて初期費用が安く、月額料金も比較的安価なため、コストパフォーマンスの高さが魅力です。ボトル交換の手間もなく、手軽に利用できる点が人気を集めています。

宅配水と比べて浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリットは何？

浄水型ウォーターサーバーと宅配水を比較すると、それぞれにメリットとデメリットがあります。

浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリットは以下です。

浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリット
メリット	どれだけ利用しても定額制の料金なのでコストパフォーマンスが高い 浄水フィルターにより水道水がろ過されより美味しく安全に飲める 宅配型と異なりボトル交換が不要なので手間がかからずデザインもスタイリッシュ
デメリット	濾過されるまでに時間がかかる 水道水補充型ウォーターサーバーの場合水の補充が面倒 水道水直結型ウォーターサーバーの場合工事と台所にゆとりが必要

宅配型のウォーターサーバーと比べて、料金が定額制で安く、重たいボトル交換が不要な浄水型ウォーターサーバー。

ただし、補充型の場合は水の補充が必要、直結型の場合は工事が必要などのデメリットがあります。

天然水にこだわりたい人は宅配型のウォーターサーバー、天然水にこだわりがなく水代を気にせずたっぷりお水を使用したい人は浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。

ろ過率や浄水力が高い浄水型ウォーターサーバーはどれ？

ろ過率や浄水が高い浄水型ウォーターサーバーについては以下の表を参考にしてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

everyfrecious	除去物質数：23種類
クリクラ feel free	塩素除去率は97％以上
Locca（ロッカ）	JIS規格28物質除去可能
ハミングウォーター	JIS規格17物質除去可能
スノーアルプス 浄水型サーバー	JIS規格11物質除去可能
シャインウォーター	JIS規格11物質除去可能
ウォータースタンド ピュアライフ	JIS17項目+JWPAS 3項目除去
ウォータースタンド アイコン	JIS17項目+JWPAS 3項目除去
Kiralaフレッシュサーバー	カビや細菌、ウイルスなどの汚染物質は99.99%除去
オーシャン	6物質以上を除去

私たちが国内で使う水道水は、水道法によって衛生的に安全な基準（水質基準）を満たすように規制されている（※）ため、その水道水をさらに浄化する浄水型ウォーターサーバーの水には大きな差はありません。

※参考：食品安全総合情報システム | 食品安全委員会

ですが、除去できる物質の違いから匂いや味は多少変わる傾向にあります。

浄水型ウォーターサーバーでも味は美味しい？

好みによって異なりますが、実際の口コミを見ると、「天然水よりは劣るが、普通においしい」という声が多かったです。

浄水型ウォーターサーバーの水は水道水を浄化するため、水道水ならではのカルキ臭や味が軽減されるためです。

卓上型の浄水型ウォーターサーバーを比較したい

記事でも紹介していますが、卓上型の機種を扱っている浄水型ウォーターサーバーは以下の記事で詳しく説明しています。

買い切り・購入タイプの浄水型ウォーターサーバーってどうなの？

購入できる浄水型ウォーターサーバーは以下です。

　　　　　　　　

シャインウォーター	74,800円（税込）
シャインウォーターリング	85,800円（税込）

買い切りや購入タイプの浄水型ウォーターサーバーは、初期費用が高いことから一般的にはおすすめできません。

浄水型ウォーターサーバーの契約期間は2〜3年のものが多く、料金も2,000円〜4,000円代のサーバーがほとんどなので、レンタルを検討すると良いでしょう。