クリクラFitとは?
クリクラは、産院560以上に導入されるなど特に赤ちゃんや子供がいる家庭への実績があるウォーターサーバーのメーカー。
「クリクラFit」は、機能性だけでなくデザイン性にもこだわったシリーズで、スリムでスタイリッシュな見た目が特徴です。
サーバーは通常タイプと再加熱タイプの2種類ある
クリクラFItのサーバーには、「通常タイプ」と「再加熱タイプ」があり、文字通り温水を再加熱できるかできないかの違い。
見た目は同じで、再加熱タイプは再加熱センサーが正面左上にあります。ちなみに、再加熱時の温度は約90〜93℃になります。
どちらも本体の給水口には抗菌加工をしていて、従来のクリクラサーバーに比べてより衛生面に配慮されています。
名称 | クリクラFit | クリクラFit(再加熱機能付き) |
---|---|---|
初回金 | 2,200円/台(税込)※カバーは別料金です。 | 4,400円/台(税込)※カバーは別料金です。 |
サーバーレンタル料 | 無料 | 無料 |
サイズ | 幅24.5cm 奥行38.3cm 高さ98.7cm | 幅24.5cm 奥行38.3cm 高さ98.7cm |
カラー | クールホワイト | クールホワイト |
重量 | 約15.0kg | 約15.7kg |
消費電力 | 冷水:95W、温水:350W | 冷水:95W、温水:350W |
容量 | 冷水:2.300cc/温水2.000cc | 冷水:2.300cc/温水2.000cc |
クリクラFitを実際に使ってみた
ここからは、実際に「クリクラFit」に触れながら紹介していきましょう。
見た目/デザイン
必要最小限の設計で、スリムでスタイリッシュなデザインが特徴。斜めから見ると、下から上に向かってスリムな形に見えるような仕様がよくわかります。
ボトルを隠すカバーは別売りですが、付けるとよりデザイン性がアップ。サーバー本体の表面は少しざらつきがありマットな素材で、汚れがつきにくそうな印象です。
給水口にあるレバーは、温水はオレンジで冷水は水色と、パステルな色味が優しい雰囲気です。
サイズ
本体は高さ98.7cm×奥行38.3cm×幅24.5cm。横に立って大きさを比較してみると、意外と大きく感じました(モデル170cm)。
給水するスタイルでかがんでみると、給水口は低め。これは従来のクリクラサーバーとも同じです。
使いやすさ
操作
レバーを上げると冷水が出て、元に戻すと止まります。大量に使いたいときは、レバーを完全に上げてキープさせると水が連続で出続け、戻すと止まります(冷水のみの機能)。
温水にはチャイルドロックがかかっていて、レバーがそのままでは上がらない仕組みになっています。
温水を給水するには、まずレバーをそのまま奥に押し込んで、カチッと手応えがしたら上げます。ロック解除の方法としては簡単ではありますが、小さな子供の力では押し込むのは難しくコツが必要そうです。
ボトル交換
クリクラの水ボトルは、標準12Lのほかに6Lのキュートボトルがあります。
12L(12kg)を持ち上げて交換するのは大変さを感じる人もいるかと思いますが、6Lを選べば負担の軽減になります。
クリクラのボトルには取っ手が付いているので持ちやすく、交換や移動の際にも助かります。
今回は、このキュートボトルで交換してみました。
まず、ボトルのキャップに付いているシールをはがして、ウォーターサーバー本体の最上部にある丸い穴にボトル口を差し込みます。ボコボコとボトルの中に空気が入る音がすると、セットが正しくされた合図です。
空ボトルを取り外す際もボトルを持ち上げるだけでOKと、とても簡単。特にコツは必要なさそうです。
4WAY水受けトレイ
(出典:クリクラ公式)
クリクラFitは、水受けトレイが4段階で変化します。トレイの引き出し具合によって奥行を調整でき、最大で引き出すと小鍋程度なら置けるほどのスペースがあります。
また網を外すと水筒が置ける穴があり、給水の際に水筒が倒れるといったことを防止できます。
実際にクリクラFitを使ってみてわかったこと
クリクラFitは、とにかく「デザインと使い勝手、共にシンプル」という印象でした。
機能は、「冷水と温水が使える」というウォーターサーバーの基本をベースに、給水や交換などの操作も簡単。
デザインは、給水口以外の設計がなく、とてもシンプル。サーバー本体の質感や色味が柔らかく機械的ではないところが、部屋の雰囲気を邪魔せずにマッチしそうだと感じました。
「余計な機能がない、使いやすくスタイリッシュなウォーターサーバー」と言えます。