目次
当サイトの価格表記は、すべて税抜きです。
子育てに向いているウォーターサーバー6社比較
メーカー/
商品名
・商品画像
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商品画像
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特徴
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料金(税込)
(24L換算) |
詳細
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フレシャス dewo |
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注ぎ方 ボタン 片手OK チャイルドロック ◯ 軟水 ◯ 子育てプラン ◯ |
4,988円 |
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プレミアムウォーター cado×PREMIUM WATER |
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注ぎ方 ボタン 片手OK チャイルドロック ◯ 軟水 ◯ 子育てプラン ◯ |
4,974円 (子育てプラン加入で) 3,783円 |
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コスモウォーター Smartプラス |
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注ぎ方 レバー チャイルドロック ◯ 軟水 ◯ 子育てプラン × |
4,104円 |
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ワンウェイウォーター smart |
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注ぎ方 レバー チャイルドロック ◯ 軟水 ◯ 子育てプラン × |
2,700円 |
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アルピナウォーター エコサーバー |
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注ぎ方 レバー チャイルドロック ◯ 軟水 ◯ 子育てプラン × |
3,113円 |
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クリクラ クリクラサーバー |
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注ぎ方 レバー チャイルドロック ◯ 軟水 ◯ 子育てプラン × |
3,640円 |
今回、編集部では上の表のような観点でピックアップしてみました。
チャイルドロックは、子どもが勝手に熱湯を出さないようにするためには必須。「片手で注げる」というのは「必須」というほどではないかもしれませんが、子どもを抱っこしながら使いたいときに便利です。
また、赤ちゃんのミルクに使う場合はミネラル分の少ない軟水がいいといわれているので、これも子育て目線で選ぶときにはチェックしておきたい要素です。
その他、パパ・ママ向けプランや月額費用なども考慮してピックアップしてみました。
総合的に比較したウォーターサーバーランキングも別の記事で紹介しています。
メリットごとにおすすめのウォーターサーバーを紹介
フレシャス dewo(デュオ)
フレシャスは、水の「ボトル」ではなく「パック」を使用するサーバーが多いのが特徴。
dewoが採用しているのは7.2Lのウォーターパックなので、さほど重くないのがうれしいところです(一般的なウォーターサーバーのボトルは12L)。容量が少ない分、交換頻度も多くなるのですが、ラクに交換できるので苦にはならないでしょう。
またdewoの給水ボタンは本体の上部にあるため、小さい子どもの手は届きません。そもそも子どもの目線からは、ボタンがあることも見えにくいはずです。
こういった機能が評価され、dewoは2018年にウォーターサーバーとして初の「キッズデザイン賞」を受賞しています。
dewoは「電気代の安さ」もポイント。スリープ機能、エコモード、温水・冷水分離のデュアルタンクという省エネ機能のおかげで、従来のウォーターサーバーと比較して最大70%以上の電気代カットを実現しています。
電気代は月間約306円~(※メーカー発表値)で、家計に優しいのがうれしいところです。
コスモウォーター Smartプラス
コスモウォーターのサーバーは、現在(2019年6月)のところ「Smartプラス」という1機種のみとなっています。
Smartプラスは水ボトルが下置きタイプなので、交換がラクなのがうれしいところ。熱水を循環させサーバー内をクリーンに保つ機能もあります。
またSmartプラスは、「チャイルドロックの機能が充実している」のが子育て世帯にとって最大のメリットといえるでしょう。
チャイルドロックは「常時フリー・簡易ロック・常時ロック」という3段階のモードが選べるので、お子さんの成長に合わせて設定することができます。
よちよち歩きの頃なら簡易ロックでも大丈夫ですが、ロック解除の動作を見て覚えてしまうようになったら、常時ロックも必要です。Smartプラスは、温水だけでなく冷水にもまったく同じ機能のチャイルドロックを搭載しています。
やけどなどの不慮の事故を防いだり、子どもが遊び半分に水を出して無駄にしてしまうというようなケースも防げるので、子育て世帯にとってSmartプラスは恩恵の大きなサーバーといえます。
プレミアムウォーター famfit×PREMIUM WATERウォーターサーバー
プレミアムウォーターは数多くのサーバーをラインアップしていますが、今回は「子育て」という観点で、famfit × PREMIUM WATERウォーターサーバーに注目してみました。
「famfit」という家電ブランドとコラボしたウォーターサーバーで、スタイリッシュなデザインが魅力。プレミアムウォーターとしては唯一の、ボトル下置き型サーバーです。
ボタン操作だけで給水することができるので、片手がふさがっていても水やお湯を注ぐことが可能。その他の操作ボタン類も1ヵ所に集約されており、タッチパネル式でスタイリッシュです。
また「子育て向き」という観点でいうと、チャイルドロックの安全性が高いところもポイント。一般的なウォーターサーバーは、ロック解除の操作さえ覚えてしまえば子どもでもお湯を出せます。
しかしfamfit × PREMIUM WATERウォーターサーバーの場合、お湯を出せなくするスイッチを装備。しかも「本体背面」に設けています。
背面にあるため、子どもにはスイッチがあることすらわからないでしょう。しかも本体上部にあるため、大人でなければ手が届きません。子どものやけどを防ぐためには、このレベルの安全性が欲しいという人も多いのではないでしょうか。
デザイン性ばかりに注目が集まりがちな機種ですが、子育てをサポートしてくれるウォーターサーバーといえます。
アルピナウォーター エコサーバー
赤ちゃんのミルクには、ミネラル分の少ない軟水が適しているといわれています。
日本のウォーターサーバー会社が提供している水はどれも軟水で、ウォーターサーバー会社も「ミルクに使えます」とアピールしていますし、その意味でいえばどれを選んでも問題ありません。
ただ、強いていえばミネラルを添加していないRO水(ピュアウォーター)が、より適しているでしょう。実際、赤ちゃん用品専門店などで「ミルク用」として売られている水は、ミネラル分の含まれていないピュアウォーターがほとんどです。
アルピナウォーターは、ウォーターサーバー業界でも珍しい、ピュアウォーターのRO水を提供しています。水の硬度は「1.05」という超軟水です。
サーバーは「スタンダードサーバー(床置き型・卓上型)」と「エコサーバー」の計3機種がラインアップしているのですが、おすすめなのはエコサーバー。
(出典:アルピナウォーター)
エコサーバーには「ダブルチャイルドロック」が搭載されており(サーバー上部と操作パネル内にロック機能がある)、安全性が高められています。
(出典:アルピナウォーター)
またサーバー内部を衛生的に保つ自動クリーニング機能や、消費電力をカットするエコモードも採用。
長い目で見るなら、やはり高機能サーバーを選んだ方が安心感が高いです。
クリクラ クリクラ省エネサーバー
「ウォーターサーバーに興味はあるけど、本当に我が家に必要かな…」
そういった不安を抱えている人におすすめなのが、クリクラです。
クリクラは、ウォーターサーバー業界でも数少ない「無料お試し」のサービスを行っているので、実際に使って納得したうえでウォーターサーバーを使う(もしくは使わない)という判断ができます。
※ちなみにお試しプランでサーバーを使えるのは約1週間。12Lボトル1本を使うことが可能。
またクリクラは全国の産院でも使われているため、これから出産というママは、産院で見かけることもあるかもしれませんね。
「クリクラママになろうキャンペーン」も展開しており、最大9本のボトルが無料になるというのもうれしいかぎりです。
サーバーには「クリクラサーバー」と「クリクラ省エネサーバー」の2タイプがあり、どちらも床置き型と卓上型があるので、計4機種のラインアップ。長い目で見れば、やはり省エネタイプがおすすめです。
(出典:クリクラ)
ワンウェイウォーター smart
ワンウェイウォーターは、公式サイトで「業界最安クラス」を前面に打ち出しているだけあって、低価格が魅力です。子どものために導入するとはいえ、やはり料金は重要な選考基準ですよね。
またワンウェイウォーターのサーバー「smart」はボトル下置きタイプなので、ボトル交換もラクです。
温水はもちろん、冷水にもチャイルドロックが付いているのがポイント。
レバー自体をカバーで覆うことのできる「チャイルドプロテクター」も付属しています。
子育てにウォーターサーバーが役立つ4つの理由
1.ミルクをつくる時間が短縮できる
一般的に、ミルクをつくる手順は以下のような感じです。
- ヤカンや電気ケトルなどで70℃以上のお湯を沸かす
- 哺乳瓶に粉ミルクを入れ、お湯で溶かす
- 哺乳瓶を流水などに当て、人肌に冷ます
ウォーターサーバーの中には温水タンクがあり、常に高温でキープされているので、使いたいときにすぐお湯が使えます。つまりウォーターサーバーがあれば手順1の「お湯を沸かす」という手間がなくなるということ。
時間にすれば、たかが数分のことかもしれません。しかし深夜にミルクをあげるときなどは、その数分が貴重に感じるもの。少しでも早くミルクをつくった方が、赤ちゃんを泣かせる時間も少なくて済みます。
ウォーターサーバーのミルク作りとおすすめメーカーはこちらでも紹介しています。
2.離乳食の準備もラクになる
近年は離乳食も多種多様になっており、中にはフリーズドライの製品もあります。
こういったタイプは、お湯で戻すだけで完成なので、常時お湯がスタンバイされているウォーターサーバーがあればあっという間。何かと忙しいパパ・ママにとっては非常にありがたい存在です。
3.赤ちゃんの安全面に配慮した衛生的な水を飲ませることができる
「水道管の老朽化問題」が騒がれるようになって久しいですよね。高度経済成長期に埋設された水道管が寿命を迎えていることについて、不安を感じている人も多いことでしょう。
ウォーターサーバー会社は、どこも水の安全性を徹底的に追求しており、世界でも通用する衛生・安全規格を取得しているメーカーもあります。
(出典:クリクラ)
また、プレミアムウォーター、クリクラ、アクアクララなど、放射性物質の検査結果を公式サイト上に公開しているウォーターサーバー会社もあります。
4.水の買い出しをする必要がない
子どもがいると、買い物の量が格段に増えますよね。赤ちゃんのうちは、紙おむつやベビー用品。子どもが育ちざかりになってくると、食べる量も大人顔負けになります。
「買い物袋を両手に抱えてスーパーから出てくる」ということも日常茶飯事です。
「水を買ってくる」ことがいかに大変か、お子さんのいる方に説明する必要はないでしょう。
ウォーターサーバーなら、水は自宅に届けてもらえます。空ボトルもリターナブル式の場合は回収してくれますし、ワンウェイ式の場合は資源ごみとして処理することが可能。
リターナブルは自社スタッフが配送していることが多いので、宅配便とは違ってウォーターサーバーについての疑問点を聞くこともできます。
こちらの記事ではウォーターサーバーのお水を赤ちゃんにあげる時の注意点についても紹介しています。
子育て向きのウォーターサーバーを選ぶときのポイント
1.温水だけでなく冷水にもチャイルドロックが付いている
いたずら防止や、意図せず熱湯が出ることがないように、ほとんどのウォーターサーバーには温水側にチャイルドロックが付いています。
しかし、冷水側にもチャイルドロックがあるという機種は限られてきます。もちろん、冷水側にロックがなくてもやけどはしませんが、服がぬれたり水が無駄になってしまったりする可能性があります。できればロックがあった方が安心といえるでしょう。
- コスモウォーター|Smartプラス
- プレミアムウォーター|スリムサーバーⅢ
2.水のボトルが簡単に交換できるか
ウォーターサーバーのボトル交換は日常的なことなので、「交換のしやすさ」は重要です。具体的には、ボトルが下置きか、容量の少ないボトル(パック)を採用しているかなどです。
以下に代表機種を紹介しますので、参考にしてみてください。
- コスモウォーター|Smartプラス
- プレミアムウォーター|famfit × PREMIUM WATER ウォーターサーバー
- ワンウェイウォーター|smart
- フレシャス|dewo(7.2L)
- フレシャス|SIPHON+(7.2L)
- アクアクララ|各機種、レギュラー(12L)の他にスリム(7L)のボトルあり
3.子育て世帯向けのプランがあるか
ウォーターサーバー会社の中には、子育て世帯向けにお得なプランを設定している場合があります。
水ボトルが何本か無料になったりプレゼント特典があったりするので、子どものためにウォーターサーバー導入を考えているのなら、ぜひキャンペーン情報をチェックしてみましょう。
- プレミアムウォーター|PREMIUM WATER MOM CLUB
- クリクラ|クリクラママになろう!キャンペーン
- アクアクララ|ベビアクアプラン
- フレシャス|ママパパプラン
4.設置スペース+水の保管スペースがある
「ウォーターサーバーをどこに置くか」ということは、誰しも想定したうえでサーバーを選ぶはずです。しかし「水の保管スペース」についてはどうでしょうか。
子どもが大きくなるにつれ、家の中で子どもが使用する面積も増えてきます。長期的に使うことを考えるのなら「水がジャマになってきたなぁ」ということにならないように、水の置き場所についてもしっかり確保しておくことが大切です。
5.ミルク用として一時的に利用するなら解約条件も確認する
粉ミルクは何歳まで飲ませるのが適切なのか。諸説ありますが、おおむね1歳くらいまでだったという人が多いようです。
「ほぼミルク専用」としてウォーターサーバーの導入を考えているのなら、卒乳後はウォーターサーバーを使わなくなる(つまり解約する)可能性があります。となると、選ぶ際には解約条件も確認しておいた方がいいでしょう。
多くの場合、ウォーターサーバーのレンタルにはスマホの「〇年縛り」のような契約期間が設定されています。それに満たない使用期間で使用を中止するときは解約金が必要になるので、注意が必要です。
クリクラのように「解約金なし」というウォーターサーバー会社もありますが、それ以外はほぼ解約金が必要で、契約期間・解約金ともにバラバラです。
- ◆プレミアムウォーター(ずっとPREMIUMプラン)の解約金
15,000円~20,000円 - ◆フレシャスの解約金
解約金16,500円(税込)(1年未満の解約時)
解約金9,900円(税込)(1年経過後、2年未満での解約時) - ◆コスモウォーターの解約金
契約期間2年、解約金(サーバー引取手数料)9,900円(税込)
6.部屋のインテリアにこだわるならデザインもチェック
子育て世帯の家は、何かとごちゃごちゃしがち。部屋の中が生活感あふれる雰囲気になってしまうものですが…。
そんな中でも、できるだけ部屋のインテリアにこだわっているという人もいるのではないでしょうか。
近年のウォーターサーバーにはおしゃれなカラー・デザインの機種も増えてきています。子育て向きという観点では軽視されがちな要素かもしれませんが、リビングやキッチンを理想の空間にすることも大切ですよね。
「インテリアにはこだわりがある」というパパ・ママは、ウォーターサーバーのデザイン性も要チェックです。
ウォーターサーバーの利用料金
ウォーターサーバーの料金は会社によってかなり差があり、もちろん水の使用量によっても変わります。
月の水の使用量を24Lと仮定し、電気代やサーバーレンタル料などを含めた月額費用を計算し、おおむね月額3,000円未満が最安クラス、月額3,000~3,500円強のあたりが中堅クラス、月額4,000円以上がハイクラスといえるでしょう。
家計費と相談し、どのあたりの価格帯から選ぶのか検討してみましょう。
ちなみに値段についてはこちらの記事もチェックしてみてください。