ウォーターサーバーの水は安全?放射性物質は?各社の安全対策

目に見えないからこそ、確認したい。

ウォーターサーバー導入を考えている人は「安全性」や「放射性物質」という言葉に特に敏感になっているのではないでしょうか。

「ウォーターサーバーの水って本当に安心して飲めるの?」という不安を感じるのも当然のこと。

そこでここでは、主要ウォーターサーバー会社の安全対策をご紹介します。各社の万全を期した対策を知れば、ウォーターサーバーに対する不安感も解消するはずです。

ウォーターサーバーの水には放射性物質は含まれるのか?

検知なし・各社とも検査データを公開

2011年に発生した東日本大震災での原発事故以降、放射性物質による汚染の影響を心配する人は増えたのではないでしょうか。水への影響や安全性に対して敏感になっている人も多いでしょう。

主要ウォーターサーバー会社では、第三者による放射性物質の検査を行っています。また、それらのデータを公式サイト上に公開しているところも多くあります。

データを見ればわかりますが、過去に放射性物質が検知されたことはありません。どのウォーターサーバー会社も安全対策はしっかりと行っているので、サーバーの水はとても安全なものといえます。

「毎日飲むものだからこそ安心できるものを」という人にとって、これらの検査結果は安全性を判断する材料のひとつになることでしょう。

水道水からも検知されず。日本の水は安全といえる

RO水の中には水道水を原水としているものが多いので、心配だという人もいるかもしれません。しかし、そもそも日本の水道水はとても安全です。

水道水の水質は、水道法第4条に基づく51項目の基準に適合していなければならず定期的に水質検査が行われています。

水質基準はWHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインなどを参考に、健康などへの影響に関して調査・研究を行っています。諸外国の基準値などと照らし合わせ総合的に検討し、厚生労働省が決定しています。

また、各水道局のホームページで水質検査の結果のデータも公開されています。

原発事故の直後には一部の地域の水道水から放射性ヨウ素などが検出されたこともありました。しかし、それ以降はまったく検出されていないことがわかっています。

ウォーターサーバーの水の安全性の基準とは?

各メーカーの検査項目を紹介

ウォーターサーバー会社の各社はそれぞれ厳しい基準を設け、独自の検査を行っています。公式サイトで「安心・安全への取り組み」として紹介しているところもあるので紹介しましょう。

・プレミアムウォーター
プレミアムウォーターの天然水は何重ものフィルターで除菌され、クリーンルームで新品のボトルに充填されます。独自の品質管理規定によって、毎日1時間ごとに水質検査や放射性物質検査が行われています。

・アルピナウォーター
原発事故以降ほぼ毎月、食品環境検査協会などの専門機関に依頼して放射性物質検査を行い、分析結果を公式サイトで公開しています。

・アクアクララ
原発事故以降、放射性物質(ヨウ素・セシウム)について外部検査機関で定期的に検査を行い、公式サイトで分析結果を公開しています。

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各メーカーが取得している認定規格を紹介

安全対策として、以下のような世界でも通用する食品衛生・食品安全規格を取得している製造工場もあります。

     
  • クリクラ:HACCP(食品衛生管理システム)/FSSC22000(食品安全の認証規格)
  • フレシャス:FSSC22000(食品安全マネジメントシステム)
  • アルピナウォーター:ISO22000(食品安全マネジメントシステム)

このように各メーカーでは、衛生面や安全性に考慮した最新式の工場で水ボトル・水パックを製造しているので、安心して利用できます。

クリクラの工場で水の入ったボトルをチェックする女性
出典:クリクラ

製造方法から見るウォーターサーバーの水の安全性

天然水の採水方法と採水地

では水の安全性を「製造方法」という切り口から見ていきましょう。

天然水の採水地は全国各地の名水地ですが、地下から汲み上げている場合がほとんどです。深い地下からの採水なので、地表の大気からの汚染などが及びにくく安全です。

安全な天然水を、国で定められた基準値に従いろ過して不純物を取り除き、殺菌処理までしているので、ウォーターサーバーの天然水は安心で安全なのです。

RO水の製造方法

RO水の原水は水道水などであることが多いですが、ろ過するフィルターであるRO膜は雑菌やウイルスなどはもちろん、水に含まれるミネラル分まで取り去ってしまうほど高いろ過能力を誇ります。

そのフィルターの目の大きさは、約0.0001ミクロン(1mmの1/1000万)。

家庭用浄水器で使用されている活性炭フィルターが約1ミクロン(1mmの1/1000)だということを考えると、いかに細かいフィルターであるかがわかるのではないでしょうか。

RO膜は水分子以外のものはほとんど通すことができないため、ろ過後は純水(ピュアウォーター)に限りなく近い水になります。

RO水に不純物が入っている可能性はほぼなく、安全な水なのです。

RO水と天然水の違いについて詳しく知りたい方は、別記事の「天然水とRO水の違いを6項目で比較!赤ちゃんに最適なのはどっち?」をご覧ください。

赤ちゃんにとってもウォーターサーバーの水は安全か?

主要ウォーターサーバーは基本的にどれも安全

赤ちゃんに飲ませる水にはママは特に気を使いますよね。

水道水でももちろん安全なのですが、赤ちゃんにはより安全性の高い水を使ってミルクをつくりたいものです。

ウォーターサーバーの水であれば、厳しい検査などをクリアし万全な対策の下に製造されているため、基本的にはどれも安心安全。

ほとんどのウォーターサーバーは天然水・RO水を問わず、公式サイトにて「赤ちゃんのミルクにも安心して使えます」とうたっています。

⇒赤ちゃんファーストなウォーターサーバー選びならこちら

純水もしくはミネラルの少ない軟水がより最適

海外の特殊なミネラルウォーターなど極度にミネラル分の高い硬水をミルクづくりに使うと、赤ちゃんが消化不良を起こしてしまう場合があります。

ミルクに使う水はミネラル分の含まれていない純水(ピュアウォーター)か、それに近い軟水がおすすめ。

日本のウォーターサーバーで使用している水は天然水・RO水とも軟水なので、赤ちゃんのミルクにも問題なく使えます。

もしも「より適している水を使いたい」というのであれば、RO水の中でもミネラルを添加していないピュアウォーターをおすすめします。

チャイルドロックの有無も大事

水質の安全性を気にすることも大切ですが、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭では誤って熱いお湯を出してしまわないよう、チャイルドロック機能などのサーバーの安全性にもこだわりましょう。

「安心・安全のため」に導入したサーバーでやけどを負ってしまったら、元も子もありません。

熱いお湯が簡単に出るのは便利ですが、赤ちゃんや小さな子どもにとっては危険な場合もあります。ウォーターサーバーを選ぶ際はこのような点にも注意しましょう。

ウォーターサーバーを安心安全に使うためには定期的なメンテナンスを

ウォーターサーバーは日常的にメンテナンスが必要な家電です。いくら安全性の高い水を買っても、その水が汚れていたとしたら…。

水の安全性や質を気にするだけでなく、サーバーの汚れを気にかけることも忘れずに。

給水口をこまめに拭く、サーバー本体のホコリを取るなど、日々のお手入れにはさほど手間がかかりません。

より安心してサーバーを利用するためにユーザー自身もメンテナンスを心がけるとよいでしょう。

メンテナンスの詳しい方法については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

⇒ウォーターサーバーのメンテナンス解説はこちら

この記事のまとめ

  • 自主的に検査を行っているメーカーがほとんど。天然水・RO水ともに安全
  • 赤ちゃんのミルクにも安心して使える(しいていえばピュアウォーターの方がより適している)
  • 水質だけを気にするのではなく、チャイルドロックやメンテナンスの大切さも忘れずに

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