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水道直結型ウォーターサーバーとは?
水道とつなぐことで「水道水を浄水する」タイプのウォーターサーバーです。
一般的なサーバーとは違ってボトル交換の手間がなく、ボトルの保管スペースも必要ないというのが最大のメリットといえます。
「それってただの浄水器じゃないの?」
と思う人も多いことでしょう。
しかし水道直結型サーバーは、浄水器にウォーターサーバーの機能が組み合わされているのがポイント。
一般的な浄水器は、常温水しか出すことができませんよね。しかし水道直結型ウォーターサーバーは、浄水した水を加熱・冷却できるため、いつでもお湯や冷たい水を飲むことができます。
要は、使い勝手は一般的なウォーターサーバーと同じということ。
ただ単に「水道から水が補充される」という部分が違っているだけで、外観も一般的なウォーターサーバーと大きく変わりません。
「水道とつなぐ」というと、金属製のパイプが接続されガチガチに固定されるイメージをもつかもしれませんが、決してそんなこともありません。
ウォータースタンドの場合、鉛筆くらいの太さの軟らかいホースを採用しているため、見た目にもスマート。
ホースを部屋の隅などに這わせていくこともできるので、キッチンから離れたところに設置することも可能です。
ちなみに設置工事は、指定した日にウォータースタンドのスタッフが訪問して作業します。
工事といっても大がかりなものではなく、水栓や給水管のつなぎ部分に分岐部品を付け足すだけ。
取り外せばもとに戻せるので、賃貸住宅でも設置可能です。施工時間は約1時間~1時間30分ほど見ておいた方がいいでしょう。
今回紹介するウォーターサーバーはこちら
ウォータースタンドの水道直結型サーバーを実際に利用してみた
ではさっそく、実際にウォータースタンドのサーバーにふれてみることにしましょう。
今回編集部がお借りしたのは、ラインアップの中でもっともスタンダードな性能をもつ「ナノラピア ネオ」です。
商品名 | ナノラピア ネオ |
---|---|
レンタル料 | 3,850円(税込) |
サイズ | 幅26cm×奥行50.5cm×高さ50cm |
重量 | 18kg |
エコモード | ◯ |
消費電力 | 加熱 300W 冷却 115W |
電気代目安 (メーカー発表) |
16円/日 |
温度 | 温水 85~93℃ 冷水 5.5~7.3℃ |
カラー | ホワイト |
チャイルドロック | ◯ |
見た目・デザイン
ナノラピア ネオに限らず、ウォータースタンドのサーバーはデザイン的に「シンプル」。
水道直結型はキッチンの周辺に置くことが多いと思いますが、まさにキッチンになじむデザインといえるでしょう。
サイズ
水道直結型サーバーは、ボトルがない分コンパクトにできるのが最大の魅力。ウォータースタンドのサーバーも、1機種を除きすべて卓上型となっています。
日本の住宅事情を考えると、「卓上型しか置けない」という人も多いですよね。そんな人にとっても、ウォータースタンドのサーバーは非常に魅力的といえるでしょう。
使いやすさ
ウォーターサーバー選びにおいて、「使い勝手」は最重要ともいえる要素ですよね。実機を使いながら、細かく紹介していきましょう。
まずは水の出し方ですが、ナノラピア ネオは、レバーを押し込んで水を出す機構を採用しています。
ファミリーレストランのドリンクバーなどにもよくある仕組みなので、初めてウォーターサーバーを使う人でも戸惑うことはないでしょう。
右側の給水口からは冷水と常温水を出すことができ、上のつまみを回すことで切り替えることができます(ROOMが常温水、COLDが冷水)。
温水は、安全のためレバーを押しただけでは何も出ません。
「PUSH」と書かれているボタンを押しながらレバーを押すと、お湯を出すことができます。
また、レバーを持ち上げると固定されるので、その状態でボタンを押すことでもお湯を出すことが可能。
料理などでたくさんお湯を使いたいときは、この方がラクです。
ちなみに冷水の方もレバーを持ち上げることができるので、連続的に給水したいときでもラクにできる仕組みになっています。
給水口の下に取り付けられているトレーは、取り外すことが可能。
「カウンターの縁ギリギリに置きたい」というニーズにも応えることができます。
アイデア次第で、いろいろな場所に置ける気がしますね。
「水道直結」という文字を見ると、まさしく水道の真横に置くようなイメージをもってしまうかもしれませんが、意外と置き場所の自由度は高いのです。
味
ナノラピア ネオは、水道水を独自のフィルターに通すことにより、おいしい水に変えています。
「もともとは水道水なのだし、大して味は変わらないのでは…?」
と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
編集部のスタッフも試飲してみたのですが、市販のミネラルウォーターと変わらないおいしさです。
ナノラピア ネオの側面を開けると、3つのフィルターがセットされていることが確認でき、3重にろ過されていることがわかります。
左から「ネオセンスフィルター」「ナノトラップフィルター」「イノセンスフィルター」といい、以下のように水がろ過されていきます。
1.ネオセンスフィルター | 複合フィルターにより、非溶解性の粒子、沈殿物、苔やサビなどを物理的に除去 |
---|---|
2.ナノトラップフィルター | 独自のナノファイバー素材を採用。静電気によりウイルス・バクテリアなどを除去 |
3.イノセンスフィルター | 残留塩素やにおいを吸着することで、水の味や口当たりを向上させる |
(参照元:「ナノトラップ・フィルターの仕組み | ウォータースタンド株式会社」)
ウォータースタンドでは、この他にピュアウォーターをつくれるROフィルター採用機種もラインアップしています。
「磨き抜かれたクリアな水の方が好き」
「赤ちゃんのミルクに使いたい」
という人は、ROフィルターを採用した機種がおすすめです。
ウォータースタンド
月額費用 | ||
---|---|---|
3,850円(税込)+水道代 | ||
水の種類 | 機能性 | デザイン |
水道水 | ○ | ○ |
【特徴】
- 「飲み放題」の水道直結型サーバー
- サーバーのラインアップは10機種
- RO水をつくれる機種もラインアップ
その他
「水道直結型」という言葉とは少々矛盾しますが、実はナノラピア ネオは「水道と直結させない」方法でも使用することが可能。
「エコサーバー」という機器を組み合わせることで、水源から離れた場所へ設置することも可能なのです。
ナノラピア ネオの下にある箱型のものが「エコサーバー」。
エコサーバーの中には6Lのタンクを2つセットすることができ、このタンクに水道水を入れることで、ナノラピア ネオまで給水。
電源さえあれば水道直結しているのと同じように使うことができるのです。
もちろん原水は水道水ですから、月額使用料は定額制の「飲み放題」。
「水道からかなり距離があるところに置きたい」という場合は、エコサーバーとセットにするのがおすすめです。
実際にウォータースタンドの製品を使ってみてわかったこと
「使い勝手は、一般的なウォーターサーバーと変わらないな」
というのが、ナノラピア ネオにふれてみた感想です。
「水を補充する方法が違う」というだけで、基本的な使い勝手は普通のウォーターサーバーと同じ。
仮に、それまで普通のウォーターサーバーを使っていた人が乗り換えた場合でも、違和感なく使うことができるでしょう。
以下に、メリット・デメリットを紹介していきます。
水道直結型のメリット
飲み放題・使い放題
ボトル式のウォーターサーバーは、水を使えば使うほど料金がかかるので「気軽にどんどん使う」という気持ちにはなりにくいものです。
例えば、お米を研ぐときや、パスタをゆでるとき。お米もパスタもたくさん水を吸うので、「いい水で研ぐ(ゆでる)とおいしくなる」というのはわかっているものの…。
最終的には捨ててしまう水なので、普通のウォーターサーバーだとちょっと抵抗がありますよね。
しかし水道直結型は、いくら使っても料金は定額。
もちろん水道料金はかかりますが、ウォーターサーバーのあるなしにかかわらず水道水は使うのですし、別途計上されるわけではありません。
量を気にせず調理などにもどんどん使えるのが、水道直結型のメリットです。
ボトルの置き場所を取らない
水をストックしておく場所、空ボトルを保管しておく場所、どちらも必要ありません。
ボトル式のウォーターサーバーは「いざというときの備蓄水にもなる」というメリットがあるものの、日常生活のスペースを圧迫することになりがち。
水道直結型は、水の保管というストレスがありません。
常温水が出せる
一般的なウォーターサーバーは、冷水と温水しか出せないものが多いです。
「水を飲みたいけど体を冷やしたくない」という場合、お湯と冷水を混ぜたりする必要がありますが、ウォータースタンドのサーバーは常温水も出せるので便利。
水道直結型のデメリット
やはり「気軽に移動できない」ことがデメリットといえます。
文字どおり水道と直結してしまうので、移動する場合は、専門スタッフによる作業が必要になります。
ホースは軟らかい素材なので「1㎜も動かせない」わけではありませんが、キッチンからリビングに移動させたいときなどは、専門スタッフによる工事が必要です。
またウォータースタンドは、サービス対応エリアが33都道府県に限られているのも(2019年5月現在)デメリットといえます。
一部の県ではサービスが提供されていないので、公式サイトで確認が必要です。
浄水器との違い
すでにふれているとおり、浄水器との違いは「お湯と冷水が出せる」ということ。
浄水器との違い
- 暑い日、帰宅してすぐに冷たい水が飲める(冷蔵庫の中を圧迫しない)
- 忙しい朝、ケトルでお湯を沸かさずにカップスープやコーヒーがつくれる
- 赤ちゃんのミルクもすぐにつくれる
- 料理をするとき、水から沸かす必要がないので時短になる
などなど、ウォーターサーバーがあると便利になるシーンはたくさんあります。
また、浄水器はキッチンのシンク周辺に設置することがほとんどですが、水道直結型サーバーは意外といろいろな場所に置けるというのも、すでに解説したとおりです。
水道直結型ウォーターサーバーがおすすめな人
以上のことから、「水道直結型サーバーは次のような人におすすめ」というのが見えてきました。
検討している人は、自分に当てはまるかどうかを考えてみましょう。
水道直結型サーバーがおすすめな人
■1ヶ月に消費する水の量が多い
「家族みんなで使いたい」「飲用だけでなく料理にも積極的に水を使いたい…」など、水の消費量が多そうな人には水道直結型がおすすめ。
月に36L以上は使いそうだという人は、水道直結型を候補に加えてみてもいいでしょう。
■水を運んだり、保管する手間を省きたい
ボトル式の場合、水は定期配送されてくることがほとんどなので「注文する手間」はありません。
しかし運ばれてきた水を保管場所まで移動させたり、ボトルの交換時にはサーバーの上まで持ち上げたりする力仕事が必要。
不在時には再配達の手配をしなければならないし、水は重量物なので「宅配業者が嫌な顔をする」という声もあったりします。
すでにウォーターサーバーを使っているという人も、これまでに「水を運ぶ大変さ」「配送関係の不満」を感じたことがあるのなら、乗り換えを検討してみてもいいかもしれません。
■「天然水」でなくてもいい
ろ過することでおいしい水になってはいますが、水道直結型の原水は水道水です。
大自然からくみ上げたものではないので、「天然水であること」を重視する人にはおすすめできません。
逆にいえば、「天然水かどうかはこだわらない」のであれば、水道直結型のメリットを存分に感じることができるでしょう。
水道直結型サーバーならウォータースタンドがおすすめ
ウォータースタンドは、メンテナンスが手厚いことも魅力です。
月々のサーバーレンタル料金には以下のサービス料が含まれているので、長期的に使うことができます。
ウォータースタンドの手厚いメンテナンスサポート
- 定期フィルター交換(機種によって異なる)
- 定期メンテナンスと清掃(半年に一回)
- 経年劣化による本体交換
- 故障修理サービス
また浄水フィルターの交換は機種ごとによって交換のサイクルが異なります。
今回ご紹介した「ナノラピア ネオ」は以下の周期でフィルターの交換が可能です。
フィルター交換の料金もコミコミなのは嬉しいですよね。定期的に交換してくれるので、ろ過性能の低下を気にせず、いつでもおいしい水を味わうことができます。
現在、ウォータースタンドでは乗り換えサポートキャンペーンなどを行っているので、興味のある人は公式サイトで要チェックです。