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白湯とは?正しいつくり方も紹介
白湯とお湯の違いについて、理解していますか?
呼び方が違うだけと思っている人もいるかもしれません。でも実はつくり方に明確な違いがあるのです。
ここでは、白湯とお湯だけでなく、常温水や湯冷ましとの違いについて解説していきます。
白湯をはじめとした飲み物の温度と定義
白湯 | お湯 | 常温水 | 湯冷まし | |
---|---|---|---|---|
温度 | 90度以上 | 40度以上 | 20~35度 | 20~35度 |
定義 | 水を沸騰させ続け、不純物を除去したもの | 水に熱を加えたもの | 熱くも冷たくもない水 | 沸騰させた水を常温まで冷ましたもの |
煮沸 | あり | なし | なし | あり |
白湯とは、水を沸騰させたもののことを指します。
基本的には熱い状態のものが白湯と定義されていますが、飲む際には少し熱いぐらいまで冷ますのが一般的です。
白湯のつくり方
白湯はヤカンや鍋などに水を入れ沸騰させるか、ウォーターサーバーを使って簡単につくることが出来ます。
ヤカンや鍋などで白湯をつくる場合は、水道水の中の不純物や有害物を除去するために煮沸しなければいけません。
しかし、ウォーターサーバーなら、天然水とRO水どちらも殺菌処理などが済んでいるうえにお湯がすぐ使えるので、忙しい時でも手軽に白湯を生活に取り入れることが出来ます。
【ヤカンや鍋などでの白湯のつくり方】
- ヤカンなどに水道水を入れフタをし、火にかける
- 沸騰してきたらフタを取って、そのまま沸騰させ続ける
- およそ、10~15分程度沸かし続けると白湯のできあがり
※やけどしない程度まで冷ましてからお飲みください。
(出典: お水を飲む時は温度にも気を付けよう|アクアクララ)
【ウォーターサーバーでの白湯のつくり方】
- コップに温水を注ぐだけでできあがり
※冷水を足すと早く冷めるので飲みやすくなります。
白湯おいしい飲み方
白湯を手軽においしく飲むためには、アレンジするのも良い方法です。おすすめのアレンジレシピを5つ紹介します。
- レモン白湯
- ハチミツ白湯
- ショウガ白湯
- オイル白湯
- 大根おろし白湯
白湯にレモン1/2個分の果汁を搾るだけなので、簡単につくれます。
生のレモンではなく、市販のレモン果汁でも構いません。
白湯にハチミツを小さじ1杯程度入れて混ぜます。甘めが好きな人はもう少し多く入れてもいいでしょう。
スパイシーなショウガを入れるのもおすすめです。
白湯にスライスしたショウガを1枚入れて混ぜれば完成です。
チューブのショウガなら小さじ1/2~1杯程度入れるといいでしょう。
ショウガはいれすぎると辛くなってしまうので注意してください。
白湯にオリーブオイルを入れて、オイル白湯にするのもいいでしょう。
白湯にオリーブオイルを小さじ1杯入れてよく混ぜて飲みます。
オイルを加えることで、腹持ちがよくなります。ダイエット中、小腹が空いたときなどにオススメです。
胃が疲れているときには、大根おろしを入れるのもいいですね。
大根おろしの汁でも構いません。
飲みにくいのなら、だしの素やショウガを入れてもいいでしょう。
辛みが強い時には、酢やレモン果汁などを加えると辛みが抑えられます。
白湯の正しい飲み方やタイミングについて
白湯は飲みすぎると逆効果になることも。そこで、ちょうどいい量やタイミングを紹介します。
量
白湯にさまざまなメリットがあるからといって、飲みすぎは禁物です。
水は飲みすぎると逆にむくみの原因になるので注意しましょう。
水分は、白湯だけでなく食事などでも取ることになりますので、白湯は1日あたり1L~1.2L程度を目安にするといいでしょう(参考:厚生労働省)。
また、一気に大量に飲んでしまうのも避けた方がいいでしょう。
6~8回程度に分けて、1回あたり200~250mlの量を飲むようにしましょう。
熱々の白湯は飲みにくいですし、無理に飲むとヤケドなどの危険性もあるので、50度程度まで冷ましてから飲むこともポイントです。
タイミング
1.朝
白湯を飲むタイミングとしては、まず朝が挙げられます。
朝起きたばかりの頃は、胃腸が冷えています。温かい白湯を飲むことによって内臓が温まり、消化する力が高まるのです。
そのため、朝食の30分ぐらい前までに白湯を飲むといいでしょう。
食べ物をきちんと消化できるようになるので、栄養素などを吸収しやすくなります。
また、急いで飲むのではなく10~20分程度かけて少しずつ飲むこともポイントです。
寝ている間に汗をかいて多くの水分が出ているので、朝一番の水分補給は大切です。
2.食事中
食事中もおすすめのタイミングです。
食事と一緒に温かい白湯を取ることで、消化が促進されます。
しかし、飲みすぎてしまうと胃液が薄まって逆に消化機能が弱まるので、少しずつゆっくり飲むことがポイントです。
水で流し込むようにして食べると咀嚼が減るというデメリットもあるので、たくさん飲みすぎないこと。汁物などあたたかい食事を摂っていれば、わざわざ白湯を足す必要もないと思います。
3.入浴の前後
お風呂に入ると体温が上がり汗をかいて脱水になりやすいので、水分補給をしましょう。
"食事と食事の間"にこまめに摂ることもオススメしたいです。特に夏は脱水を起こしやすいので、「喉の渇きを感じる前に水分補給」というのが大切になります。
4.就寝前
就寝前に飲むのもいいでしょう。
寝る前に白湯を飲むことで、心も体もリラックスできます。
また、体も温まりますから寝つきが良くなることも期待できるでしょう。
ただし、就寝前は飲みすぎに注意が必要です。
あまりたくさん飲んでしまうと、夜中にトイレに行きたくなって起きてしまう可能性もあります。
そのため、就寝する30分以上前にコップ1杯(150~200ml)程度飲むといいでしょう。