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沖縄の美しい海を堪能できる「マリンサービス むるぬーし」のツアーの魅力に迫る!

2021.06.09

海岸沿いには、珊瑚礁の絶景が広がる沖縄県・恩納村。ダイビングスポット「青の洞窟」があることから、多くのダイバーや観光客に愛されています。海に潜れば、色とりどりの美しい魚やサンゴ礁が広がる沖縄ですが、近年はマイクロプラスチックごみによる影響が見られるようになったそうです。

「私が沖縄に来てから10年経ちますが、全体的にサンゴ礁が減っているように感じています。現在、私たちがツアーで潜る海には美しい景色が広がっていますが、このままでは遠くない未来、それが失われる可能性は少なくなりません」

そう話すのは、体験ダイビング・シュノーケリングなどのアクティビティサービスを提供する「マリンサービス むるぬーし」のインストラクター兼ダイバーの小宮歩美さんです。

今回は、沖縄の海に起きている変化と、私たちが守るべき海の魅力についてお話を伺いました。

沖縄県・恩納村周辺の海は、220種以上のサンゴが生息する美しいエリアです。しかし10年前と比べると、状態の良いサンゴ礁が減ってきているように感じます。

原因のひとつとして挙げられるのが、マイクロプラスチックです。マイクロプラスチックはプラスチックごみが劣化して砕けることでできる、とても小さなプラスチックのこと。サンゴがマイクロプラスチックを体内に取り込むと、成長できなくなり白化してしまうんです。

ーー当たり前ですが海にプラスチックごみを流さないことが大切ですね。

そうですね。恩納村は観光地ということもあり、毎年4〜8月にかけての旅行シーズン中は、海にごみが目立つようになります。

よく海の中で見かけるのは、ビニール袋やペットボトルといったプラスチック製容器包装。ビーチに上がると、サンダルやタバコの吸い殻なども落ちています。ビーチでBBQをする観光客も多いので、お酒の缶や瓶、使い終わった花火がそのまま放置されていることもあるんです。

今の状況が続けば、海はどんどん汚れ、自然は破壊されていきます。

拾ったゴミ

こういった問題からサンゴ礁を守るために恩納村では、2018年7月に「サンゴの村宣言」を行いました。現在は、「サンゴの村宣言」のもと、サンゴの苗植え付けをはじめとするさまざまな海洋環境の保全に取り組んでいます。

私たちむるぬーしも、恩納村の美しい海とサンゴ礁を守るためにSDGsの普及活動を行う「おきなわSDGsパートナー」に加盟。"たくさんの人が海に行けば行くほど海がきれいになる”というコンセプトを掲げ、ツアー中にビーチクリーン活動を行っています。

積極的にクリーン活動を行う様子

シュノーケリングやダイビングへのツアー参加者には、海やビーチにごみを捨てないことはもちろん、海やビーチへ出かけたときは「ごみを必ずひとつ拾って帰りましょう」というご案内を行っています。

ツアー参加者には、「ごみのない沖縄のきれいな海を満喫したい」と積極的にクリーン活動に行ってくださる方が非常に多く、とても助かっています。

ツアー参加をきっかけに多くの人が地球の環境問題により興味を持ってくれたら嬉しいですね。

「マリンサービスむるぬーし」で海の魅力を体験しよう!

「マリンサービスむるぬーし」ツアー

ーー「マリンサービスむるぬーし」では、どういったツアーを開催していますか?

主にシュノーケリングや体験ダイビング、ファンダイビングなどのツアーを開催しています。どれも透明度が高く、サンゴや熱帯魚の種類が豊富な沖縄の海の魅力を体験できるものばかりです。熱帯魚のなかで圧倒的人気を誇るクマノミやウミガメを観察できるエリアもあるので、ぜひご体験いただきたいですね。

シュノーケリングをする様子

シュノーケリングは、水中マスクとシュノーケル、足ヒレを着けて、水面を泳ぎながら海の中を覗くアクティビティです。むるぬーしのツアーでは、ウェットスーツとライフジャケットを着用して、私たちインストラクターが引率するので、海で泳いだ経験が少ない初心者の方でも安心して参加できます。

体験ダイビングをする様子

体験ダイビングは、ダイビングのライセンスを持っていない方でも体験できるダイビングツアー。水中マスクとシュノーケル、足ヒレ、酸素の入ったタンクを装着して海の中に潜ります。泳げない方や初心者はもちろん、久しぶりにダイビングをしたいといった方にもおすすめです。体験ダイビングでは、最大水深12mまで潜ることができるので、シュノーケリングとは違った景色をみることができます。

体験ダイビングをきっかけに海の魅力を知り、むるぬーしでダイビングライセンスを取得される方も多くいらっしゃいますね。

ファンダイビングをする様子

ファンダイビングは、むるぬーしが開催するツアーのなかで唯一ライセンスが必要になります。最もスタンダードなライセンス「オープンウォーターダイバー(OW)」を取得していれば、最大水深18mまで潜ることができるので、シュノーケリングや体験ダイビングとは、また違った景色や魚たちに出会えます。

人気を集めているツアーが「青の洞窟」

そして特に人気を集めているツアーが「青の洞窟」です

青の洞窟は、沖縄本島で最も人気のあるシュノーケリング・体験ダイビングのスポットです。洞窟に差し込む太陽の光が反射によって青色に輝くことから「青の洞窟」と呼ばれています。

ここでは絶景だけではなく、熱帯魚の餌付け体験もできます。魚たちが餌をつつく愛らしい姿を間近で見られるのは、このツアーならではですね。ただ、時期によっては、どうしても洞窟内が凄く込み合ってしまうので、注意が必要です。学校や企業の夏休みシーズンは、ゆっくり楽しむことは難しいかもしれません。

おすすめは、夏休みシーズンの少し前や10月ですね。比較的空いているので、ゆったりと楽しめるかと思います。

ツアーごとに潜るスポットは異なりますが、私たちがご案内をしているスポットは、どの場所も水の透明度が高く、魚も多いので存分に楽しめるようになっています。だからご安心してお任せいただければと思います。ぜひ一緒に沖縄の海を楽しみましょう。

沖縄の美しい海を体感して地球について考えるきっかけに

近年はSDGsが騒がれるようになり、自然保護の取り組みが少しずつ広がってきています。沖縄県に限らず、美しい自然を取り戻せるように、一人でも多くの方が「ごみを捨てない」「見つけたら拾う」という環境にやさしい意識を持てたら素敵ですよね。

まずはその一歩として私たちのツアーに参加していただき、海の魅力や現状について伝えていけたらと思います。ぜひお気軽にご予約、お問い合わせください。皆さんの参加をお待ちしております。

マリンサービス むるぬーし


<公式HPはこちら>