炭酸水もマイボトルで持ち歩く時代へ。ペットボトル削減を目指すソーダストリーム株式会社の想い
創業100年以上の歴史を持つソーダストリーム株式会社。自宅で手軽に炭酸水を楽しめる、家庭用炭酸水メーカーの開発・販売を手掛けています。
そんな同社が2019年に発売したのが、炭酸水を持ち運びできるマイボトル。「ソーダストリーム マイボトル」です。
今回は、ソーダストリーム株式会社のマーケティング部長兼ディレクターの平野幸恵さんに、「ソーダストリーム マイボトル」の開発経緯を伺いました。
ガスシリンダー1本で約120本分のペットボトルを削減できる
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ーーまずは、「ソーダストリーム マイボトル」の開発経緯から教えてください。
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ソーダストリーム マイボトルを作ったのは、環境問題を解決したいという強い思いからでした。近年、少しずつマイボトルが普及していることはご存じだと思います。しかし、炭酸を飲むとなると、まだまだペットボトルを購入するのが一般的。これには、炭酸に対応したマイボトルが少ないことが原因のひとつだと考えています。
そこで、炭酸水を専門とする弊社が炭酸水を持ち運べるマイボトルの開発に踏み切ったんです。
現在、日本で消費しているペットボトルの数はひとり当たり年間200本近くにも及びます。ソーダストリーム マイボトルによって炭酸を持ち運べるようになったことで、ペットボトルを少しでも削減できればと考えています。
可愛いフォルムのデザインは持ち運びやすさも重視
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ーー製品開発にあたり、こだわったポイントはありますか?
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一番こだわったのが、持ち運びしやすさです。キャップ上部にストラップを活用すれば落下防止につながります。ストラップをカラビナにひっかけることで、バックパックやカバンなどに取り付けることも可能に。山登りやトレッキングといったアウトドアシーンでも活用いただけます。
また、本体重量114gと非常に軽量である点もこだわったポイントです。実際、ソーダストリーム マイボトルをご利用中のお客様からも、「軽くて持ち運びに便利」と好評をいただいています。
ただ、見ての通り保冷効果はないのでご注意ください。
専用カバーのご用意もあるのですが、多くのお客様がカバーを装着せずに使用しているそうです。
お客様からは、「炭酸水だとあっという間に飲みきってしまうから、保冷効果がなくても全然気にならない」といったお声をいただくこともあります。
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ーー炭酸水を持ち歩くならそのまま。コーラやジンジャエールといったジュース類を冷えた状態で飲みたいなら保冷カバーを活用する、といった使い分けも良さそうですね。
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そうですね。ご自身の飲みやすいものを飲みやすい状態で持ち運べることが重要だと思います。マイボトルを使うことが楽しめれば、出先でペットボトルを買う回数も減るはずですから。
そのためにソーダストリーム マイボトルには、持ち運びたくなるようなデザインや、持っていても苦にならない重量など、さまざまな工夫を取り入れているんです。
学校や職場でマイボトルをカバンから取り出したとき、周りの人から「おしゃれなマイボトルだね」と褒められたら嬉しいですよね。これからも使っていこうと思えるはずです。
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ーー日々のおしゃれのひとつとして、ソーダストリームマイボトルを活用できたら良いですね。
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現在、「ソーダストリーム マイボトル」のカラーはミントグリーン1色のみですが、今後はバリエーションを増やしたり、限定コラボデザインを販売したり、ラインナップを充実していけたらと思っています。
また、ご自宅から持ち運ぶ炭酸水にも幅広いバリエーションをご用意しています。
ソーダメーカーのsodatrseam(ソーダストリーム)では、ジンジャーエールやレモンフレーバーなど、その日の気分に合わせて味を変更できる専用のシロップも複数ご用意しております。マイボトルと合わせてご活用いただけたら嬉しいですね。
おしゃれの一部としてマイボトルを楽しもう
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「マイボトル=環境問題への意識が高い人が使うもの」といったイメージを持つ方も、まだいらっしゃるかと思います。しかし、今は、ライフスタイルやおしゃれの一部として使われている方も増えています。
この記事がマイボトルを持つきっかけになれば嬉しいですね。ぜひご検討ください。
本体色 | ミントグリーン |
外形寸法 | 幅84mm 奥行84mm 高さ342mm(ストラップ付き) |
重量 | 114g |
セット詳細 | 専用500mlボトル×1 |
サイズ | 0.5L |
耐熱温度 | 70℃ |
耐冷温度 | 1℃ |
容量 | 623ml(満水容量)455ml(適正容量) |
ソーダストリーム株式会社