ワンちゃんのお水にもこだわりを。ぐらんぱうの生み出した愛犬用の水
世の中には多くのおいしいお水が販売されていますが、愛犬用のおいしいお水があることをご存じでしょうか。ワンちゃんも人間と同じく、どのようなものを口にするかによって、体調や体質が変わってくるものです。
今回は、その名も『愛犬のおいしい水』を提供するぐらんぱう代表取締役社長の藤野宇一郎(ふじの ういちろう)さんにインタビュー。製品が生まれた開発秘話や、ワンちゃんがおいしいお水を飲むメリットなどをおうかがいしました。
トップ画像はイメージ。(写真提供:ぐらんぱう)
お水を変えると体質が変わった。きっとワンちゃんも同じだと思った
- 水と暮らす編集部
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『愛犬のおいしい水』の特徴を教えてください。
- 藤野さん
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汚染されていない地下水を原水として使用した、添加物や有害物質をいっさい含んでいないピュアなお水です。『愛犬のおいしい水』の原水は阿蘇の白川水源。世界最大級の阿蘇のカルデラに降り注ぐ雨は、100年もの年月をかけて白川水源にたどり着きます。その大自然が育んだ清らかなお水を、独自の製造方法で愛犬にピッタリの製品にしているんです。
- 水と暮らす編集部
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ワンちゃん用のお水を開発しようと思ったきっかけは何ですか?
- 藤野さん
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実は私は、幼少期からアトピー体質に悩まされていました。社会人になってからも症状がひどく、仕事にも支障が出るほどで、病院に通ったものの一向に治らなくて。自分自身の体質改善で症状を緩和できないかと考えるようになりました。
そんな中で、「アトピーには良質なお水を飲むとよい」という話を聞き、実際に良質なお水をたくさん飲むようにしたところ、何十年も悩んできたアトピー体質が気にならなくなったんです。今でもアトピーはまったく出ていません。私は横浜の工業地帯で生まれ育ったので、人間をはじめ生き物は、お水から大きな影響を受けるのだと実感しましたね。(※あくまで個人の感想です)
- 水と暮らす編集部
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ご自身の体験から、良質な水を飲むことの重要性に気づいたのですね。
- 藤野さん
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はい。その後、「ペット同伴旅行を日本の文化へ」をコンセプトにしたぐらんぱうを設立し、ペットに関するビジネスを始めました。いろいろなワンちゃんとふれ合う中で、アレルギーや疾患をもつワンちゃんも多くいることを知りました。そのとき、ワンちゃんも人間と同じで、良質な水を飲むことで体質が変わるのではないか、と仮説を立てたのです。
- 水と暮らす編集部
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そのような経緯があったのですね。どのように製品化を進めていったのですか?
- 藤野さん
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私がアトピー体質改善のために飲んでいたお水の会社に連絡し、社長と話す機会をもらい、「『愛犬のおいしい水』として、愛犬用にお水を作れないか」と直談判したんです。無事に了承を得て、たまたま大学の獣医学部の先生に臨床してもらう機会ももらいました。
その結果、私が飲んでいたお水は、人間だけでなく愛犬にとってもかなり良質なものであるとわかったんです。それが大きな自信となり、そのまま『愛犬のおいしい水』として販売することを決めました。もともとは人間用のお水なので、飼い主さんが飲むこともできますよ。
ワンちゃんの食べ物だけでなく、飲み水にもこだわってほしい
- 水と暮らす編集部
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『愛犬のおいしい水』を飲むことで、ワンちゃんにどのような変化が期待できるのでしょうか?
- 藤野さん
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多くのお客さまにご好評いただいているのは、とにかくお水をよく飲むようになることです。獣医さんいわく、体重15kgのワンちゃんでも1日約1.2Lものお水が必要なのだとか。ワンちゃんも水分が不足すると、脱水症状を引き起こしたり、カラダの中の循環が滞ったりとさまざまな不調が現れてしまいます。
また、ワンちゃんは人間とは違って、「もう少しお水を飲んでおこう」などと配慮することができないので、おいしいお水だから自然とたくさん飲む、というのが理想的です。『愛犬のおいしい水』はそういった状態になりやすいようで、実際に「うちの愛犬の毛並みがきれいになり、前よりも元気になったみたいです」といった声をいただいています。
- 水と暮らす編集部
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特に水分が必要な大型犬には、『愛犬のおいしい水』の20Lタンクがよさそうですね。
- 藤野さん
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そうですね。大型犬や多頭飼いのご家庭や、人間も一緒に飲む場合におすすめのサイズで、とても劣化しづらいという特徴もあります。
一般的なタンクは形が変わらないため、ワンちゃんがお水を飲むとその隙間に空気中の雑菌が入ってしまい、なかなか新鮮な状態を保つのは難しいです。しかし、この20Lタンクは、お水を飲んだ分だけしぼんでいく仕様で、空気が入るのを防ぐことができます。つまり、最初の新鮮なお水のまま減っていくので、衛生面でも良いですよね。
- 水と暮らす編集部
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製品へのこだわりから、ワンちゃんへの想いが伝わってきます。
- 藤野さん
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ありがとうございます。人間もワンちゃんにもいえることですが、どのような環境で育つかによってカラダの状態が大きく変わります。ただ、ワンちゃんは自分で環境を選ぶことはできません。ワンちゃんの環境を決めているのは私たち人間なのです。人間もワンちゃんも同じ生き物。そして大切な家族です。口にするものにもこだわり、健康に気を配ってあげたいですね。
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